オリコン週間シングルチャートでは、木更津キャッツアイ feat.MCU「シーサイド・ばいばい」が初登場首位を獲得した。初動は11.8万枚となり、映画の人気の高さを見せ付けると共にメンバーの人気の高さも同時に証明してみせた格好だ。
昼は草野球チームとバンド、夜は謎の怪盗団。木更津の元高校野球部の仲間を中心にしたドタバタ劇をコミカルに描いた人気映画シリーズの完結編『木更津キャッツアイ ワールドシリーズ』【28日（土）公開】が2冠達成の快挙。映画興行成績1位（興行通信社調べ）に続き、同映画のテーマ曲、木更津キャッツアイ feat.MCUの「シーサイド・ばいばい」【25日（水）発売】も11/6付オリコン・シングルランキングで初登場首位を獲得した（初動売上11.8万枚）。
ジャニーズ勢から嵐の櫻井とV6の岡田が参加していることから、これらのグループのファンによる購買が多くあり首位は濃厚…というのが発売前からの自分の予想だった。それは大方間違っていないはずですが、それよりも映画を見て気に入った視聴者からの購買の多さによる効果のほうが大きかったのではないだろうか。日曜付までデイリー首位を守って他を寄せ付けない状況での完勝だったのは、本来失速するであろう週末に映画効果が発動したためとも考えられる。「木更津キャッツアイ」の人気の高さは本物と言えるだろう。
今後は累積売り上げがどこまで伸びるかに期待が集まる。映画キャラクターによるシングルとして、同じジャニーズが絡んでいたユニットとしてはトラジ・ハイジがおり、こちらは2週連続首位を通じて累積も初動の2倍近く伸びた。「シーサイド・ばいばい」の累積はどうなるのか、今週のデイリー推移にも注目だろう。
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