オリコンシングルデイリーチャート火曜付では新譜が登場。初日のデイリーチャートで初登場1位を記録したのは、次週にアルバム発売を控えているEXILEの新曲「LAST CHRISTMAS」だった。
その指数がとんでもない数字となっている。なんと7万を超える高水準をつけたのだ。これを売上換算すると、初日だけで10万枚以上を売り上げた計算となる。
EXILEの今作では、ワム!の名曲「LAST CHRISTMAS」を日本語詞でカバー。完全受注生産シングルとなっている。500円という安価に加え、メンバーの直筆メッセージが印刷されたブックレットが封入されていることが魅力の1枚だろう。
EXILEは次週にベスト3部作「EXILE BALLAD BEST」のリリースが控えており、今回の楽曲はベスト盤にも収録される。シングルの売上に関してみれば、アルバム待ちが増えることで通常より不利な状況が想定されていた。
しかし、初日のデイリー指数は想像を遙かに超える71737となり、逆に前作までの勢いを大きく上回るスタートとなった。完全受注生産という性質上、初日に大きく売上が偏った可能性が考えられそうだ。また、予約が始まった10月後半の時点では、直筆メッセージ付ブックレットはモバイル限定のみ付属(その他はステッカーのみ)という情報が流れており、それがもとで初期段階においてモバイル分への予約が殺到し、初日に一斉加算された可能性もある。なお、後にAmazonなど外部での予約に対しても、ブックレットが付属することが判明している。
限定盤という性質から、明日はやや大きめに指数を下げる可能性が高い。明日2万台前半まで指数を下げ、週末の回復がなければ、このスタートでも最終到達は18万枚前後となる。
しかしながら、もしもこの指数に基づき、前作の推移ベースで売上が積み重ねられた場合、どのような推移となるのだろうか。試算すると以下のようになった。この通りになれば、年間争いに波乱が起きる可能性も出てくるが…
EXILEの売上推移予測を、前作推移ベースで試算して比較
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