今週のオリコンランキングでは、韓国のアーティストがシングル・アルバムの両方を制するという前代未聞の現象が発生した。
シングルではT-ARAの「Bo Peep Bo Peep」が1位、アルバムでは東方神起の「TONE」が1位を獲得。日本国内のアーティストを上回る勢いで売れるK-POP勢の躍進の背景は、日本国内のメディアのK-POP推しの動きを抜きに語れない。
■ 2009年以前 : 東方神起独走 → 2010年以降 : 東方神起に加え多数の新勢力出現
2010年代に入ってから、韓国のアーティストの作品の売れ行きが伸びている。厳密に言うと、今まで東方神起が単独でぶっちぎりだったものが、今年は他にもチャン・グンソク、KARA、少女時代、T-ARA、RAINBOW、Secretなど多数のアーティストが出現し、それらが全てコンスタントに売上を稼ぎ始めたのだ。
そのため、これらの韓国アーティストとその作品を総称した「K-POP」という単語が定着し、メディアでも頻繁に使われるようになっている。
■ メディアはK-POPを連日プッシュ…特にフジテレビ
K-POPが売上を伸ばした理由の一つは、メディアを味方につけたことである。当サイトで以前記事にしたように、最初にブームになる以前にKARAや少女時代を日本に持ち込んだのは、フジテレビである。(参照: 韓国発の女性グループ・少女時代をマスコミが連日猛プッシュ ”大ブーム” 煽りの経緯を徹底分析！)
2011年に入り、マスコミがK-POPを取り上げる機会は前年に比べて格段に増えた。日本のアーティストが取り上げられる時間が減り、その分がK-POPに割り当てられた格好である。
■ 批判も何のその…勢いに乗り続けるアーティストとメディア
メディアで連日のようにK-POPが取り上げられることに対しては、少なからず批判もある。ネット上では、メディアが日本のアーティストよりもK-POPを優先してプッシュするため躍進して当然である、と言うような論調の意見が多く見られる。日本のアーティストをもっと取り上げて欲しいとする意見も散見される。また、Twitterで起きた高岡蒼甫の騒動に絡み、フジテレビの「韓流ゴリ押し」に対する抗議デモに発展したのは記憶に新しい。
しかしそんな批判が全く通用しないかの如く、ブームに便乗するメディアは勢いに乗るばかりである。例えば先に挙げたフジテレビでは、来週(10/10)に放送される「HEY!HEY!HEY!」スベシャルで歌手として出演するゲストが、TRF以外全て韓国のアーティスト(AFTERSCHOOL、T-ARA、RAINBOW、FTISLAND、2NE1、東方神起)という凄まじい顔ぶれになっている。
■ 日本産の音楽よりも韓国産の音楽を選んだメディアによってもたらされた快挙
このように、メディアが日本のアーティストよりも韓国のアーティストの味方をしているようでは、韓国のアーティストにオリコンのシングル・アルバムW制覇を達成されても仕方がないと言える。
国内アーティストに対して「奮起せよ」という声も少なからず聞こえるが、メディアが味方につかなければ大きなヒットは望めない。いくら奮起してもなあ…という状况になりつつあるというわけだ。
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T-ARA
EMIミュージックジャパン 2011-09-28 |
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今日に至るまでのK-POP(BoA,東方神起以外の全てのグループ)大ゴリ押しは本当に気持ち悪いという感情しかありません。捏造なんて当たり前のメディア。
もう気味悪いです。
テレビをはじめとしたメディアが押して売れた、という面もあるとは思いますが、メディアがブームを作ろうとしても無理な物は無理です。
また、メディアは「その時に流行している物」に飛び付いてさらに煽る性質もあります。
今は「K-POPブーム」が一部で存在して、メディアが有る無しにそれほど関係なく、購買に繋がっているんだと感じます。
テレビで煽ったからといって何でも売れる訳ではない事は、ここ数年間のオリコン売上推移がすでに証明していると思います。
J-POPとは違う魅力（違うというだけでも＝新しい、となります）がK-POPにはあったんだと思います。
ただ、K-POPブームは流行であって、いずれ落ち着くと思います。飽きも来るはずです。
今回のシングル・アルバム制覇と言われる事象の本質は、CD売上枚数が落ち込む昨今において、
ある程度のファン数を持つK-POPが相対的に浮かび上がっただけで、
ことさら騒ぐような事では全くないと感じます。
例えば、東方神起は数年前からある程度の購買数（超初動型の…）があったのは、管理人様はじめ周知の事だと思います。
その当時からK-POPファン層というのも少なからず存在していましたが、今のようにK-POPの人気グループが次々と日本に来る状態ではありませんでした。
それが次々と来る状態になったんですから、それぞれそれなりに売れても別に変な話ではないと感じます。
つまり、特定のテレビ局が動いた結果こうなった…というのも違うと思いますし、
かといって、実際の売上やファン層を見れば分かるように、ブームとはいえどもそれは、一部に過ぎないと思います。
繰り返しになりますが、前から存在したK-POPのファン層の購買数が相対的に浮かび上がっただけ、
ただそれだけの話だと思います。
J-POPにいいものなんてあった？
初コメ失礼します。
国内アーティストを干したツケを払わなきゃならない時が来るんじゃないでしょうか。アーティスト育たないとakb消えた時の数年後のオリコンが悲惨そうで怖いです。
これほどメディア総出の後押しがあれば、多少は売れるでしょうね。とくに政治的背景などを一切気にしない若者や女性は影響されやすいのでは。
テレビもアーティストそのものが出演する歌番組に加え、バラエティ出演、WS、CM、クイズ、BGMなど表に出ている以上に「推されて」います。紙媒体も凄まじい。
吉本芸人などが「少女時代が好き」などと「宣伝」するケースもあり。実際にハマっている者もいるにはいるのでしょうが、「どこがいいのか」聞かれて「わからない」と答える人も(笑)少女時代の事務所は吉本と提携しているので…まあいろいろあるのでしょう(笑)
個人的に男性GはEXILEの流れ、女性Gは安室奈美恵の流れ（パクリとは言わないw）で目新しいことはにもないと思いますが…K-POPファンの方すみません。
K-POPばかり批判するのもなんなので…東方神起は少し気の毒だと思います。分裂騒動があったと言っても過剰推しの前から活躍していたG。それが「最強K-POPグループ」(笑)の度重なる日本デビューを前にすっかり存在感が“分散”した印象。単独なら現時点でもっと売れていた気がします。
K-POPの方が音楽の質が高いし見た目もいいので売れるのは当然だと思いますね。
K-POPを批判するのではなく、J-POPがもっと努力して質を高めていけばいい話だと思います。
フジテレビの音楽番組を見たらほぼ毎週K-POPアイドルが出演してますもんね。
これだけごり押しされていれば売れるのも納得です。
最初はもの物珍しさに聴いていましたが、最近ではメディアの過剰な煽りと次々に日本デビューするK-POP勢に食傷気味…。
色んな意味でがんばれ、日本！ です。
ＡＫＢといいＫ－ＰＯＰといい、未だテレビの影響力は大きいということでしょうね。
ＴＶ観てない自分にとっては、なにがなんだかさっぱりですが。
初めまして。いつもブログ楽しく拝見しています。毎回膨大な量のデータを正確かつ詳細に分析した内容にはただただ感嘆するばかりです。今回のk-pop勢のW制覇ですが、アルバムはともかくシングルは初動約5万枚ですから、皆さんご承知のようにその週に強力な対抗馬(AKB、ジャニーズ、avex勢など)が不在だった事が大きいと思います。もちろん、運も実力のうちですが・・・。また私も昨年一足先にk-popにはまっていて、現在日本で発売されている曲も原曲で聞く程だったのですが、目新しい時期が過ぎるとなぜか徐々に関心がなくなり、一年後にはほとんど聞かなくなってしまいました。ちょうど80年代後半の洋楽ブームの時と似ていたと思います。熱心に聞けば聞く程、慣れすぎてどの曲も同じように感じてしまったわけです。したがって、私自身は現在の状況を当時の自分と重ね合わせて冷静な目で見つめています。
当方、わりとミーハーで流行に流されやすい20代女ですが韓流にもK-POPにも気持ち悪さしか感じません
友人や職場のそれぞれ10代後半～40代の女性、計60人ほどに聞いてみてもK-POPが好きという人は一人もおらず…
ただ友人の妹さんで某K-POPアイドルに狂信的にハマっていて、そのアイドルをオリコン1位にするために貯金を崩して何百枚とCDを買って周囲に配ってる人はいます…(私も貰いましたが速攻でブックオフに売りました)
少女時代とかKARAとかはじめはキャッチーな曲だしわりと好きだったんですが、テレビで狂ったようにゴリ押しされるのをみてて飽きるのを通り越して嫌悪感すら感じるようになりました
テレビとかで突然韓流押しはじめる芸人とかも怖いですよね…オ〇ム信者みたいで引いちゃいます
韓流ヲタはジャニヲタともAKBヲタともなんか違う感じがします
ジャニヲタやAKBヲタは自分の好きなタレントをただ盲目的に好き！って感じだけど韓流ヲタは自分の好きなタレントは日本の〇〇なんかよりもずっと素敵、日本の〇〇は駄目、それに比べて韓国素晴らしいみたいな言い方をしてくるのが気持ち悪くてしょうがないです
私みたいに今まで韓国やK-POPのことを気にもとめてなかった人間を強烈な嫌韓に変えてしまうテレビをはじめとするメディアの力はほんとに強大です
皆さん一体どこでこのようなK-POPアーティストを嗅ぎつけてくるのでしょう？
東方心気は何年か前からたびたびランキングにも入ってたのでまだ分かりますが
T-ARAとかチャングンソクとか急にパッと出てきたような気がしますが
やはり音楽番組等観ないとわからないものですか？
よしさんのおっしゃるJ-POPは何にあたるのでしょう？それにそもそも見た目は音楽とは関係ない気がするのですが（苦笑）日本である程度浸透したK-POPはダンスボーカルグループしかない印象なので、J-POP全体と単純比較ができないと思います（私のJ-POPと捉えている範囲が間違っているのかもしれませんが）。
見た限りではですが、K-POPを上という方はAKBやジャニーズとだけ比較する方が多い印象があります。そこも個人の好みの問題だとは思うのですが、J-POPはその２つしかない訳ではないですし。私は音楽は聴く人それぞれの評価でしかないと思っているのでメディアから一方的にK-POPが上、という決めつけ（印象操作）を流されることが嫌です。
よしさんのようなご意見に触れるたび、K-POPがどのように日本の音楽の上なのか、その根拠が知りたいと思います。からんですみませんm(_ _)m
韓国あまり人気がないアイドルが日本で人気があることにまず疑問を感じます。宣伝効果で売り上げが伸びている面が大きいでしょうが、何より韓国のファンが買っている枚数も大きく影響していると思います。少女時代などが所属している事務所はファンの人数も多く、特に今の東方神起のファンは日本のファンと協力し合い、日韓で共同購入という形で大量買いし合っています。日本のファンが韓国のファン連合に韓国のCDを買って日本へ発送してもらうように、多くの熱心な韓国ファンはランキングへ反映したいのと、日本版のCD欲しさに日本のファンに購入を頼んでいるのでしょう。あとは、自社買いなどもあるのでしょう。
過剰な宣伝効果が大きく、似た曲ばかりのK-POPやAKBは飽きられるのも早いでしょう。
現に韓国ではアイドルブームが影を落とし始め、実力のある歌手を好む流れになりつつあります。
日本を制覇は少しホルホルしすぎですね
顔も声質も曲調も同じに聞こえる …これがポップスだと言われれば何も言えません…小室時代のパクリが正解ですが…機械音過ぎて嫌ですね