10日、2011年のユーキャン「新語・流行語大賞」ノミネート語が発表された。
東日本大震災を象徴するワードが多数並ぶ中、音楽関連からは、”薫と友樹、たまにムック。” のヒット曲から「マルマル、モリモリ」や、AKB48などのアイドルグループの一押しメンバーを表す「推しメン」などが選ばれている。
音楽業界に関係のあるノミネート語は以下のとおりである。
「マルマル、モリモリ」
フジテレビで放送された、ドラマ「マルモのおきて」登場人物の笹倉薫(芦田愛菜)と笹倉友樹(鈴木福)によるユニット “薫と友樹、たまにムック。” が歌う同ドラマの主題歌「マル・マル・モリ・モリ！」の歌詞に含まれるフレーズ。同曲は50万枚近くを売り上げるヒットとなっている。
「君、きゃわゆいネェ」
お笑いコンビ・オリエンタルラジオの藤森慎吾が「チャラ男」キャラになった時に発する言葉。女性宴会芸集団・あやまんJAPANとのコラボレーション曲などでも度々見かける。藤森慎吾とあやまんJAPANは、テレビ番組内でAKB48の楽曲をチャラくパロディアレンジしたPVを披露している。
「ソーシャルメディア」
Facebook、Twitterなど、人と人とのつながり(ソーシャルグラフ)を活用した情報伝達ができるサービスを指す。今年、映画「ソーシャルネットワーク」などによって話題を集めた。iTunesに搭載されたPingも、ソーシャルグラフを活用したサービスの一つである。最近では、スマートフォンの普及により、人々がソーシャルメディアに触れる機会が増加している。(「スマホ」もノミネート)
「推しメン」
アイドルグループの中で、「好きなメンバー」「一押しのメンバー」「応援しているメンバー」を指す。「推しメンバー」の略。AKB48の大ブレイクによって、握手会の様子などがテレビで報じられた際に注目を集めた。メディアでは、主にAKB48関連の報道で見かける機会が多い。
「ぽぽぽぽーん」
ACジャパン「あいさつの魔法。」のCMで使われる楽曲のフレーズより。3月11日に発生した東日本大震災以降、テレビ局が一般企業のCMを自粛した際に大量OAされ、注目を集めた。
・この他のノミネート語は以下のとおり
あげぽよ
瓦礫
災後
タイガーマスク
内部被曝
美ジョガー
満身の怒り
あとは流れで
がんばろう日本
再生可能エネルギー
ただちに
なでしこジャパン
風評被害
アフター4
安全神話
絆
3.11
脱原発
ノーサイド
一定のメド
エダる
帰宅難民
シーベルト
フクシマ50
自粛
ジャスミン革命
エンディングノート
除染
タブレット
地デジ難民
おかわり君
スマホ
超円高
復興
節電
津波てんでんこ
お客様の目は節穴でございますか
東北魂
年の差婚
平成の開国
計画停電
ゼロではない
どじょう内閣
放射線量
原子力ムラ
こだまでしょうか
おネエキャラ
想定外
トモダチ作戦
ホットスポット
見せましょう野球の底力を
メルトダウン
どや顔
ラブ注入
2010年の記事
・新語・流行語大賞候補発表 音楽関連では「AKB48」「K-POP」がノミネート！
