5月に、ここ数年では最大規模のオリコン週間1位争いが見られそうだ。先日、5/9に嵐の新曲「Face Down」が発売されることが決定したが、5/9には先にNMB48の新曲「ナギイチ」の発売が決まっており、なんと嵐とNMB48の新曲が同日発売で激突することになった。
嵐の前作は初動55.0万枚、対するNMB48の前作は初動32.9万枚。2位まで初動30万枚以上になれば、2001/7/16付以来約11年ぶりとなる。
■ 嵐 vs NMB48
嵐の新曲のタイトルは「Face Down」で、発売日は5/9と決まった。既にAmazon、TSUTAYAなどで予約が始まっている。初回盤と通常盤の2種リリースの予定であり、一部店舗ではこれらの同時購入セットがリリースされるところがある。タイアップは、4/1の時点では未定となっている。
対するNMB48の新曲「ナギイチ」は、劇場盤含む4種リリースの予定であり、嵐よりも先に予約が始まっていた。
■ デイリーランキング初日はNMB48、週間ランキングは嵐が制す?
両者のデイリーランキングの初日売上を比較すると、嵐の前作「ワイルド アット ハート」が251868枚だったのに対し、NMB48の前作「純情U-19」は280367枚である。この結果を比較すると、デイリーランキングの登場初日は、NMB48が制する可能性が大きい。仮に嵐がデイリー初登場1位を逃すと、2000年に「台風ジェネレーション -Typhoon Generation-」で初登場2位になって以来、およそ12年ぶり(自身2度目)となる(参考1)。逆にNMB48がデイリー1位獲得を逃すと、デビュー以来初となる。
ただし、週間ランキングの過去の実績を比較すると、嵐の前作は初動55.0万枚、対するNMB48の前作は初動32.9万枚であり、嵐に分がある。週間ランキングでは嵐がトップの座を守る可能性が大きそうだ。仮に嵐が週間ランキングで1位を逃してしまうと、2003年の「ハダシの未来/言葉より大切なもの」以来となる(参考2)。NMB48が週間1位を逃すと、デビュー以来初となる。
■ 週間2位が30万枚以上なら2001年7月以来
嵐とNMB48の前作実績から考えると、この週のオリコン週間シングルランキングでは、2位の売上が30万枚を超える可能性が大きい。仮に2位の売上が30万枚を超えるとなれば、2001/07/16付でGLAY「STAY TUNED」が初動30.0万枚で2位になって以来、約11年ぶりとなる(参考3)。11年ぶりのハイレベルな週間1位争いであり、大きな注目が集まりそうだ。
(参考1) 嵐が最後に初登場1位を逃した2000/7/11付のオリコンシングルデイリーランキング
1位 … B’z 「juice」
2位 … 嵐 「台風ジェネレーション -Typhoon Generation-」
3位 … Dragon Ash 「Summer Tribe」
4位 … 安室奈美恵 「Never End」
5位 … THE YELLOW MONKEY 「パール」
(参考2) 嵐が最後に初登場1位を逃した2003/09/15付オリコン週間シングルランキング
1位 … 福山雅治 「虹/ひまわり/それがすべてさ」
2位 … 嵐 「ハダシの未来/言葉より大切なもの」
3位 … day after tomorrow 「moon gate(Starry Heavens,ネバーランド,These Days)」
4位 … SHAKALABBITS「MONSTER TREE」
5位 … TAK MATSUMOTO featuring ZARD 「異邦人」
(参考3) 最後に2位が30万枚を超えた2001/07/16付オリコン週間シングルランキング
1位 … 桑田佳祐 「波乗りジョニー」 (初動51.9万枚)
2位 … GLAY 「STAY TUNED」
3位 … 三木道三 「Lifetime Respect」
4位 … ポルノグラフィティ 「アゲハ蝶」
5位 … 三人祭 「チュッ! 夏パ～ティ」
※ この週は7位まで12万枚超え
| Face Down(初回限定盤)(DVD付) | |
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嵐
ジェイ・ストーム 2012-05-09 |
