オリコンアルバムデイリーランキング5/9付では、5/10に2枚同時発売されたMr.Childrenのデビュー20周年記念ベスト盤が初登場で1位・2位を独占した。
登場初日に1位を獲得したのは「Mr.Children 2005-2010 <macro>」で、2位は「Mr.Children 2001-2005 <micro>」だった。いずれも高い売上枚数を記録している。
他のアルバム作品が水曜日(5/9)発売である中、ミスチルの2作品は木曜日(5/10)発売と、1日遅い登場である。実は5/10はミスチルのデビュー記念日であり、今作はそれに合わせて発売された。ミスチルは、大事な記念日を1位・2位独占で飾った。
■ 「1992-1995」「1996-2000」に次ぐベストアルバム
Mr.Childrenのベストアルバムは、2001年7月にリリースされた「Mr.Children 1992-1995」「Mr.Children 1996-2000」以来、約11年ぶりの発売となった。
今作も2枚同時発売であり、2001年~2005年までのシングル曲等を収めた「Mr.Children 2001-2005 <micro>」と、2005年~2010年までのシングル曲、配信限定曲等を収めた「Mr.Children 2005-2010 <macro>」のラインナップとなっている。「Mr.Children 2001-2005 <micro>」には、ドラマ「アンティーク ~西洋骨董洋菓子店~」(2001年)の主題歌「youthful days」、ドラマ「オレンジデイズ」(2005年)の主題歌「Sign」など、計15曲を収録。「Mr.Children 2005-2010 <macro>」には、映画「恋空」(2007年)主題歌の「旅立ちの唄」、NHKの北京オリンピックテーマソング(2008年)の「GIFT」、ドラマ「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」(2008年、2010年)の主題歌「HANABI」など、計14曲を収録している。
■ 前回の2作は初動120.2万枚、初動100.4万枚…今作はどうなる?
2001年にリリースされた「Mr.Children 1992-1995」と「Mr.Children 1996-2000」は、オリコンアルバム週間ランキングで2週にわたって1位・2位を独占している。発売初週は、「Mr.Children 1992-1995」が初動120.2万枚、「Mr.Children 1996-2000」が初動100.4万枚を記録し、どちらも初動ミリオンセラーとなっていた。累積売上は「Mr.Children 1992-1995」が235.6万枚(オリコン登場302週)、「Mr.Children 1996-2000」が179.1万枚(オリコン登場225週)を記録している。(いずれも2012/5/14付週間ランキングまで)
今作でも週間ランキングでの1位・2位独占は確実と言える。今後は、まず初動売上がどこまでの水準に達するかが注目点だろう。その後は、現在年間ランキングの1位を独走しているEXILE/EXILE ATSUSHIの「EXILE JAPAN/Solo」(累積74.6万枚)をいつの時点で抜くかと、累積売上をどこまで伸ばしていくかが注目点になるだろう。
Mr.Children 2001-2005 〈micro〉(初回限定盤)(DVD付) | |
![]() |
Mr.Children
TOY’S FACTORY Inc. 2012-05-10 |
Mr.Children 2005-2010 〈macro〉(初回限定盤)(DVD付) | |
![]() |
Mr.Children
TOY’S FACTORY Inc. 2012-05-10 |
関連記事
・Mr.Children、2年ぶりのアルバム「SENSE」が初動50.2万枚でオリコン週間チャート1位獲得!
・Mr.Childrenの新アルバムが70万枚超で初登場1位、今年のオリアル最高初動に