AKB48の新アルバム「1830m」オリコン週間1位 今年のアルバム中最高の初動87.1万枚を記録!

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1830m(特典ポスター無し)最新のオリコン週間アルバムランキング(8/27付)の結果が発表され、AKB48の新アルバム「1830m」が初登場1位を獲得したことが分かった。
初動売上は87.1万枚で、前作「ここにいたこと」の初動60.2万枚を約27万枚を上回る猛烈な勢いを見せた。今年発売された全てのアルバムの中でも、Mr.Children「Mr.Children 2005-2010<macro>」の初動73.2万枚を上回り、最高の出足となっている。



AKB48のアルバム売上推移比較
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(今作月+火: 月625401枚、火68119枚)

■ アルバムとしては久々の高記録
   AKB48の今作は初動だけで80万枚を突破し、1週間で前作「ここにいたこと」の累積87.6万枚に迫る売上を記録する自己最高のスタートとなった。

   アルバムで初動80万枚突破作品が誕生するのは、EXILEのベスト盤「EXILE BALLAD BEST」(2008年12月発売・初動94.4万枚)以来3年8ヶ月ぶりで、オリジナル盤ではケツメイシ「ケツノポリス4」(2005年6月発売・初動94.8万枚)以来7年1ヶ月ぶりとなった。また、女性グループのオリジナルアルバムとしては、SPEED「RISE」(1998年4月発売、初動131.8万枚)以来14年4ヶ月ぶり、史上2組目の初動80万枚突破となった。

■ 売上は初日に大きく偏重
   なお、売上推移は前作に比べて初日に偏る傾向が見られた。今作は初日(月曜付)で62.5万枚を売り上げて自己最高のスタートを切ったものの、水曜付からの推移では前作を下回っている。今回、AKB48のアルバムとしては初めて、劇場盤に個別握手会・写真会の参加券が付属したため、初日に一括計上が濃厚の劇場盤の売上が大きく膨れ上がり、代わりに一般流通盤の売上が減少した可能性が考えられる。

   累積売上を伸ばすには一般流通盤の売上が鍵となるが、上記の傾向から、2週目以降の累積売上の伸びは前作に比べて劣る可能性が考えられる。今後ミリオンセラーを突破できても、ミスチルのベスト盤2枚の売上を抜かして年間1位を獲得できるかどうかは微妙な状況と言える。年間1位獲得のためには、例えばシングル「ギンガムチェック」発売などを機に調子を上げ、粘り強い売上推移を見せることが必要だろう。

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