12/9付のオリコン週間シングルランキングで、週間100位の売上枚数が1000枚を突破したことが分かった。
近年、売上レベルの低下が指摘される同ランキングだが、100位の売上枚数が1000枚台まで回復したのは、2011年9月以来約2年3ヶ月ぶりである。
12/9付のオリコン週間シングルランキングは、新譜の大量登場によってランキング全体の売上レベルが高まり、55位まで2000枚超、68位まで1500枚超と、久々の高水準を記録した。
ちなみに2010年代になってからは、2週合算週を除くと、オリコン週間シングルランキングの100位が1000枚を超えたのは僅か3回だけである。AKB48らの台頭で上位作品の売上レベルが高まったと報道されているが、下位の売上レベルは確実に下がっている。このような現状は、メディアで全く報道されない。
オリコン週間シングルランキング、100位の売上枚数が1000枚以上
(2010年代・合算週除く)
1160枚 : 世界の終わり 「天使と悪魔/ファンタジー」 (2010/12/6付)
1081枚 : 山口ひろみ 「人生よいしょの渡り鳥」 (2011/9/5付)
1036枚 : 東京女子流 「ROAD TO BUDOKAN 2013 ~ちいさな奇跡~」 (2013/12/9付)
→ 100位の1000枚突破は、3年間で僅か3回
ROAD TO BUDOKAN 2013 ~ちいさな奇跡~ (CD+DVD) (Type-A) | |
![]() |
東京女子流
avex trax 2013-11-21 |
関連記事
・先週のオリコン初登場トップ10作品、3作が2週目100位圏外へ消える
・8/19付オリコン週間シングルランキング、20位の売上が6年ぶりに1万枚を突破!
・2013年の「レコード大賞」優秀作品賞のメンツをiTunesランキングで評価するとこうなる
・2013年のオリコンランキングとiTunesランキングはどれだけ違うのか