特典なし/イベントなし/完全1種のゴールデンボンバー新曲、2週目以降は前作より売れていることが判明

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ローラの傷だらけ8月に “特典なし/イベントなし/完全1種” の条件でリリースされて話題を呼んだゴールデンボンバーの新曲「ローラの傷だらけ」の売上枚数が、”特典あり/イベントあり/複数商法” の前作「101回目の呪い」を上回っていることが分かった。
初週の売上では前作「101回目の呪い」が圧倒的であったが、2週目以降は今作「ローラの傷だらけ」が上回っている。

 
 前作「101回目の呪い」は発売1週目の初動売上が15.8万枚、累積売上が18.1万枚である。この数字を見ても分かるように、売上枚数の殆どは初動売上で稼いだものである。初動は15.8万枚と高いが、2週目は0.9万枚に激減し、3週目は0.4万枚まで落ちていた。

 今作「ローラの傷だらけ」では、初動売上が “特典なし/イベントなし/完全1種” の条件のため伸びずに4.3万枚と伸び悩んだ。しかし、2週目は1.5万枚3週目は0.5万枚となり、前作を上回る売上推移を見せているのである。

 このような推移の違いが起きた理由は複数考えられている。一番大きな要因は、もちろんファンからの楽曲に対する高評価が多いことだろう。2点目は意外にも「特典/イベントがなくなったこと」であり、初週に慌てて特典/イベント目当ての購入をしなくても良くなり、ファンが各々の好きなタイミングでCDを買えるようになったことが大きいと考えられている。

 今作では発売形態がシンプルになったため、売上枚数と実際のファン数の値が近づいていると見られる。今作の売上枚数を見る限り、純粋に楽曲を支持して購入するファンが4〜5万人という規模で確実に存在するようだ。ファンからの複数購入が望めないため、累積の売上枚数は前作を下回ることが確実視されているが、今作の売上推移から見えてくるものは、決して悪い話ばかりではないようだ。

 

 

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