浜崎あゆみ、宇多田ヒカルが続々と最新シングルをコケさせている裏で、売り上げこそさっぱりだけれども、確かな実力を伴った新人女性歌手が何人か現れている。そんな中でも2006年、要注目の2人の女性歌手を紹介。
I believe | |
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1人目は2/1に「I believe」でデビューを果たしたばかりの「絢香」
FM各局でのパワープレイが続々決定し、オリコンの最新デイリーチャートでも2位に付けているのを見ると浸透度はかなりのものと言えますが、それだけでなく彼女は18歳とは思えないほどの声量で重厚にこの「I believe」を歌い上げており、その歌声はリスナーの心を強く揺さぶるもの。
今回の曲は壮大感に満ち溢れたバラードで、ドラマ「輪舞曲~ロンド~」の主題歌にもなっています。聴き応えのあるメロディー、そして高校生ながら熟練した彼女の歌唱力が特徴です。
リタの場合 | |
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2人目は「聴いたら忘れられない歌声」を持つ「久嶋美さち」
絢香と違うところは、こちらは完全に大人の風格が漂った楽曲である事。歌唱にもとにかく圧倒されます。デビュー作「Missing You」では最初柔らかく、サビに入るとギターと共に開ける曲調のバラードをとにかく丁寧に力強く彩り、その歌声は確実に耳に残り忘れられません。あまり巷で耳にしない珍しい曲調の曲なのに、しっかりと馴染んできます。
新曲の「リタの場合」はデビュー時よりも相当垢抜けた心象がうかがえ、より力強さが増した楽曲に仕上がっています。女性が秘めた恋煩いや複雑な思いをそんな力強さで代弁しています。
その歌唱力は目を見張る物があります。今年最もブレイクが期待されるアーティストと言っても過言ではないでしょう。
共に実力が備わっているということが特徴。
一昨年は平原綾香が一発屋で終わってしまい、こういった実力派の女性歌手はブレイク受難となっているのが現状です。自分は今年はこの2人に大きく期待してます。
絢香をMステ、ポップジャムで観ました。生歌も良いですね。ただアーティスト写真(ジャケットなど)と比べると別人??と思いました。その点はアーティストとしてマイナスだと思います。
なんというか、絢香は今回の曲がとても聴きやすく、耳心地がいい仕上がりになっているだけに、
二曲目以降のライバルは一曲目の自分になりそうですね。