オリコン週間シングルチャートでは、ORANGE RANGE「SAYONARA」の初動が大変なことになっている。なんと10万枚限定盤だった前作「UN ROCK STAR」の初動6.1万枚とほぼ同等の数値となり、初週は不振を隠し切れないスタートとなってしまった。
3位は、ORANGE RANGEの「SAYONARA」(初登場赤丸付、6.1万枚)。14作連続TOP10入り(再発盤は除く)。
「チャンピオーネ」の初動12.2万枚、「UN ROCK STAR」の初動6.1万枚、そして今作は非限定ながらも初動6.1万枚となり人気離れを隠しきれない結果に。
考えてみれば今年はレンジが得意とする「夏曲」がリリースされていない。「上海ハニー」「ロコローション」「お願い!セニョリータ」と、毎年夏頃になると出してきた弾けた曲のシングルリリースがない代わりに、限定以外では大人っぽさが先行する楽曲ばかりのリリースとなってしまっており片寄っているとも言える。ファンの中にはそういう点でガッカリしてしまっている人もいるのかもしれない。
それにしても「レンジ頼み」とも言われた音楽界、シングルはレンジが不振にあえぎ始めた今は倖田來未や既存のジャニーズ勢といった最近の新人以外のアーティスト頼みとなっているのが現状。新人から上位に定着し初動15~20万枚クラスのセールスを連発するアーティストが現れない今、今年多くの週間首位を獲得し高セールスをマークしたジャニーズ勢のリリースが少なくなれば、来期以降のシングルチャートは寂しいものになる可能性が高い。昔のレンジのようにアルバムが260万枚のヒットになったり、シングルが立て続けに売れたケースはシングル市場が縮小し始めた02年以降ではレンジ以外皆無なのだ。
今後レンジが復活を遂げる可能性はあるのか、とにかく次のシングルに期待したいところ。
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今回はタイミングも悪い気がしました。個人的にですがスマップやGAMの「ありがとう」のフレーズのほうが印象に残ったし。
またレンジ自体の人気低迷は、パクリ疑惑に続いてのメンバーの脱退あたりから始まったんじゃないかと思います。(ファンがやめるいいきっかけになった)
あと今週は久々に10位が2万枚以上売れましたね。
僕の予想通り、レンジが売れてない結果でしたね!
去年までのレンジの勢いはどこに…
復活してくれれば、チャートが盛り上がるんですがね~