「騒音おばさん」河原美代子被告に懲役1年8ヶ月の判決 – 大阪高裁

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「引っ越し!引っ越し!さっさと引っ越し!しばくぞ!」などのフレーズで世間を騒がせた奈良県の「騒音おばさん」こと河原美代子被告に高裁の判決が下った。

その内容は懲役1年8ヶ月となり、地裁が下した懲役1年を大幅に上回る刑期となった。


 約2年5カ月にわたって自宅から大音量の音楽を流し、隣人女性に体調不良を起こさせたなどとして、傷害と暴行の罪に問われた奈良県平群町の河原美代子被告(59)の控訴審判決が26日、大阪高裁であった。古川博裁判長は「隣人女性への敵対的態度を今も崩しておらず、再犯の可能性も高い」と判断。懲役1年(求刑懲役3年)とした一審・奈良地裁判決を破棄し、懲役1年8カ月を言い渡した。

http://www.asahi.com/national/update/1226/OSK200612260013.html

河原被告の独特の布団叩きはネット上で大きな話題を呼び、音楽作品に用いられたり自作のゲームに使われたりと、河原被告をリスペクトする人々は決して少なくはない。逮捕時には「ついに逮捕か」と騒がれた他、テレビで例のフレーズが流れるたびに動画がネット上に出回り、新たな音源として様々に加工されたりしていた。特にパチスロゲーム「CR河原美代子」(http://music.geocities.jp/crmiyoco/)が有名である。

河原被告はメディアの報道によると、隣人に騒音被害を与えたとして一方的な悪人とされている。しかし最近ではネット上でこの事件についての検証が進み、実は初め河原被告が隣人から嫌がらせを受けていたという、報道されている事実とは全く逆の実態が浮かび上がってきているのだ。今現在のネット上では河原被告への同情論の方が多いように見受けられる。この件についてのまとめサイトを以下に記しますが、当然ながら全てのマスコミはスルーしている。
奈良騒音事件。Miyoco被告が真犯人と思えば大間違い!

騒音により隣人に被害を与えた河原被告は当然罰せられるべきですが、今回の1年8ヶ月という判決は本当に正当なものであったのだろうか。地裁判決より増えた8ヶ月分という刑期を見ると、上のような検証は全く考慮されていないのではとも思えてくる。
この事件については、メディアの報道を鵜呑みにすべきではないだろう。マスコミに踊らされ続ける前に多角的に考えなくてはならない。河原被告への同情論が増えているのは実に良い兆候といえますが、個人ブロガーの間ではやはり「河原被告が一方的に悪い」という見方が大多数。この件に関しては事件の裏で何が起こっていたのかを知ると、河原被告への見方は大きく変わってくるのは間違いない。今こそまとめサイトに目を通すことで、もう一度考え直すときではないだろうか。

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(最終更新 23:40)


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1 Response

  1. 桃子 より:

    このおばさんの気持ち最近自分が体験して理解できるね 人間何が一番 腹たっというと 成り済まし おとなしいふりする人間だ そういうのが神経に触りはっきりものいう人たちには 共感持てないわけだ
    そして被害者面する ワタシモキンリントラブルで体験したことだ 体験するたびに
    河原さんの 怒り 孤独悲しみが理解できるはず 損な人ではあるが 近隣の人達の方が くせもので悪党