今週のオリコン週間シングル・アルバムチャートではアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」からの作品が複数ランクインする大活躍を見せた。
シングルではキャラクターソング集の「Vol.6 キョンの妹」が週間10位、「Vol.7 喜緑江美里」が11位に。アルバムでは「ドラマCD サウンドアラウンド」が11位となり、もはやハルヒ勢のバーゲンセール状態である。
まずはシングルチャートから。週間でハルヒ勢5作目の週間トップ10入りとなったのは、「Vol.6 キョンの妹」である。メインヒロインの涼宮ハルヒでも成し遂げられなかった週間トップ10入りをサブキャラがやってのけたことに驚きを隠せないが、初動は1.4万枚でありハルヒの2.0万枚には及ばない。「Vol.7 喜緑江美里」も初動1.4万枚で、これまでのキャラソンの中では最低初動となったものの、11位となり順位的には人気の高さをアピールした格好となった。
「Vol.6 キョンの妹」デイリー推移
火11→20→14→17→22→日38 ⇒週間10位
「Vol.7 喜緑江美里」デイリー推移
火13→22→16→18→24→日43 ⇒週間11位
初動が落ちたことで不調との見方もあるのかもしれないが、この2人が完全なるサブキャラであることを考えれば、初動減はある程度予想できたことである。むしろ1.4万枚も売り上げたことのほうが驚きと言えるくらいなのだ。
さらにはドラマCDとDVDが同じ週にリリースされており、ファンやコレクターにとっては出費が激しい週となっただけに、そこで大きく初動を落とさなかったことで昨年と変わらずアニメ自体の人気が衰えていないことを証明したと言えるだろう。
アルバムの方は発売前からキャラソン以上に期待が集まっていたドラマCDなだけに、「SOS団ラジオ支部番外編CD」の時よりも初動を伸ばしてトップ10入りまで後一歩というところまで健闘した。アルバムではアニメ関連、特にラジオCDやドラマCDがこれほどまでに上位に来ることは異例中の異例である。もしもトップ10入りしていたら恐らく史上初の快挙であった。
「ドラマCD サウンドアラウンド」デイリー推移
火9→16→19→24→43→日圏外 ⇒週間11位
2月にはシングルでキャラクターソング「キョン」・「古泉一樹」の2作品のリリースが決定している。メインキャラクターの作品であるため、今回のキャラソンよりも初動が伸びることはもはや決定事項のようなものだ。2007年に入っても勢いが衰えることを知らない「涼宮ハルヒの憂鬱」とその関連作品の動向からはまだまだ目が離せないだろう。
【「涼宮ハルヒの憂鬱」キャラクターソングシングル初動】
・「キャラクターソングVol.1 涼宮ハルヒ」 初登場11位・20004枚
・「キャラクターソングVol.2 長門有希」 初登場13位・19799枚
・「キャラクターソングVol.3 朝比奈みくる」 初登場14位・19597枚
・「キャラクターソングVol.4 鶴屋さん」 初登場13位・18745枚
・「キャラクターソングVol.5 朝倉涼子」 初登場16位・17450枚
・「キャラクターソングVol.6 キョンの妹」 初登場10位・14642枚
・「キャラクターソングVol.7 喜緑江美里」 初登場11位・14132枚
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エヴァンゲリオンのときADDTIONが半分以上ドラマで確か3位までいったことがあるはずです。