2005年、レミオロメンは「JPOP」市場において大躍進を果たしたといえます。そんな彼らの2005年第2弾シングルがこの曲。
発売された2月には明らかに似合わないジャケットとタイトルでした。
しかしタイトルやジャケットの感じとは裏腹に、聞こえてくるのはどことなく冷たさの混じった「南風」の音色でした。冬という季節に感じた「南風」をそのままメロディーにしたという感じで、さらにはサビ後の演奏では、爽やかな疾走感を備えた南風の中で世界を巡る視点が頭の中にぼんやりと浮かびます。結構な速さで世界を巡っているんだという様子がやわらかいメロディーと曲のスピードでによって聴く者の耳に新鮮な感じを与えるはずです。このサビ後のメロディーはこの曲中一番味がある部分と言ってもいいでしょう。
加速する主人公の気持ちがサビ前からサビに入っていくところにかけてに際立っており、「君をもっと 愛をもっと」という歌詞に本当によく合っています。
「君をもっと 愛をもっと 欲しいのさ
背中までいっぱいで 目が覚めるような
声がもっと 聞きたくって 近づいた
手のひら 合わせたら 世界が揺れる」
試聴→
http://www.jvcmusic.co.jp/speedstar/-/Discography/A018241/VICL-35773.html
南風 | |
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