結局今週は浜崎がオリコン1位、では来週は…

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今週のオリコンシングルチャートは、自分の疑惑どおり浜崎あゆみが1位を獲得しました。なんかしっくりこないので、時間があればそのうちオリコン操作の疑惑がこうも高まる典型例を記事にしてまとめたいと思います。
探偵ファイルに面白い記事があったのでそちらも参照してみてください。
http://www.tanteifile.com/diary/2005/12/05_01/index.html

そして今週発売の新譜が登場する火曜付のオリコンデイリーチャートが昨日発表され、シングルは12週連続リリースの第一弾となっている倖田來未の「you」が1位、2位にはTOKIOの「明日を目指して!」、3位には自分が今週最も注目しているELLEGARDENの新譜「space sonic」がランクインし、ガゼットを挟んで、
修二と彰の「青春アミーゴ」を再逆転した、レミオロメンの「粉雪」が付けている。浜崎は新譜に押されて9位まで転落した。

倖田來未「you」がデイリーチャート初登場でトップに立った。彼女は9月発売のアルバム『BEST~first things~』で初の週間アルバムチャート首位を獲得。『BEST~』はその後、ミリオンセラーとなり、現在もその勢いは留まることを知らず、最新12月12日付の週間チャートではTOP10返り咲きを果たしている。そんな彼女の、これまでの週間シングルチャートの最高位は、今年6月の「Butterfly」が記録した2位で、今回はアルバムに続いてシングルでも初の首位獲得の可能性が出てきた。

http://www.oricon.co.jp/news/ranking/4076/

オリコンのコメントは「取れるかもしれない」ぐらいのニュアンスであり非常に弱いもの。
まず最初に言っておくと、倖田來未の前作「promise/star」の初動はたったの34589枚でしかない。その前の「flower」も累計は多少伸ばしたものの、初動は36859枚。日本最低枚数首位のDEF.DIVAほどとは行きませんが、倖田來未のシングルの初動はとても首位を取れそうな数字ではないという事です。
しかし、彼女は先に発売されたベストアルバムが100万枚を突破するという快挙を成し遂げ、紅白出場も決めて今かなりの勢いがあります。ただそれでもいきなりシングルで初動10万枚近く出せるようになるかというと、それはない気がします。せいぜい5万枚がいいところではないでしょうか。

次にTOKIO


前作「自分のために」の初動は43714枚と、こちらも大した数字ではないです。前作から期間が開いていますがTOKIOにとってはそれはほとんど影響はないと思われます。今作も安定して4万枚台の初動を出してくるものと思われます。

3位のELLEですが、この手のロックバンドのシングルはアルバムと違い安定感がなく登場すると後は落ちていくだけの場合が多いです。なので、TOP10内に入れるとしても、週末には浜崎にもかわされるくらいに順位が急落すると見ます。そしてそれ以上の落差でガゼットも同様にチャートを転がり落ちていくはずです。

となると今週の首位争いは自動的にこの2組に絞られる。

修二と彰
レミオロメン

新譜に枚数が期待できない今週、首位の最有力候補は水曜付デイリー以降ドラマ効果が発動するレミオロメン「粉雪」
登場4週目となりますが3週連続で8万枚以上の売り上げをマークし、既にロングヒット体勢どころか、累計も25万枚を突破し堂々のヒットとなっている。今週もその勢いは衰えないと見ます。今週の「1リットルの涙」は先週より感動的要素は少なかったですが、ドラマのせいで売り上げが急落するとは考えにくく、下がっても6万枚後半程度の売り上げはマークできるはず。先に挙げた倖田來未らが確変していたとしてもこの程度の売り上げなはずなので、「粉雪」の首位の可能性のほうが新譜が首位になる可能性より高いと思われます。
そしてそのレミオロメンに次いで勢いがあるのが、修二と彰「青春アミーゴ」でしょう。ミリオンを突破して勢いはやや後退気味ですが、それでも先週も8万枚台の売り上げをマークし首位の浜崎に肉薄しました。ファン層がそろそろ買い終わった頃ですので、累計をさらに伸ばすにはライト層への働きかけが重要ですが、ドラマの効果や知名度・浸透度を考えてもまだまだ累計を伸ばす勢い。

今こそ新譜が上位に氾濫していますが、週末には「粉雪」VS「青春アミーゴ」になっていると予想します。本日発表のデイリーチャートで2作またはどちらかがランクアップすれば、上に挙げたような首位争いになる兆候があるといって良いと思います。


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