来週新しく発売されるアルバムの面子は、とても高い売り上げをマークできるとは思えないものばかりです。
パク・ヨンハ、I WiSHなど過去の売り上げを見てもトップ10入りも微妙というところ。後者はベスト盤ですが、明らかに「明日への扉」だけの人気でしたので、大した売り上げは期待できない事は間違いありません。初動1.5～2.5万枚くらいと見ます。
I WiSHサイドは、ちなみにこんな事をおっしゃってます。
発売のきっかけは、所属するＳＭＥレコーズに８０００通以上の要望が寄せられたことや、デビュー３周年という節目から。
初回盤にはプロモーションビデオがＤＶＤで付く。特に「明日－」のＰＶは、これまで「あいのり」の番組内で１分半しか公開されたことがなかったが、今回４分５０秒の完全版が初公開。同社では「いずれもヒット曲ばかり。１００万枚突破を目指したい」と大きな期待を寄せている。
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200511/gt2005110505.html参考(11月5日当ブログ掲載記事)
http://www.tnsori.com/archives/50188129.html
絶対に無理と断言できますし、累計10万枚も行かないのではと予想しておきましょう。
ということは自動的に首位を取るのは旧譜となるわけです。
東京事変は順位を下げ始めましたので、既にAqua Timezの方が売り上げは上回り始めています。今週のKREVAも一週間首位を守りそうですが、飛びぬけた初動にならないはず。東京事変よりも下なんじゃないかなと見ています。
そこで首位の可能性の最有力候補が、昨年8月に発売されじわじわとチャートを上ってきた、Aqua Timez「空いっぱいに奏でる祈り」。今小中高生が最も注目しているアーティストと言って間違いないでしょう。彼らの注目の的はORANGE RANGE、Def Techから確実にこちらへ移りつつあります。彼らの楽曲からは新鮮さと若々しさを存分に感じる事が出来ますので、これから卒業シーズンに向けてさらに売り上げを伸ばす事も期待できます。KREVAはこれから売り上げを落とすだけですが、こちらはまだ上り調子。
Aqua Timezが首位を獲得→軽部→さらに売れる
こんな構図が見えてきます。
