2006年度夏ドラマ、視聴率が奮わず大不作…15%という高い壁

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今年夏ドラマの視聴率が軒並み奮わない。タイトルに記したように、視聴率15%という壁を越える事が出来ないドラマが次々と現れている。

ドラマ高視聴率と言えば、フジテレビの月9枠。ところが、今夏放送の「サプリ」はKAT-TUNの亀梨和也と伊藤美咲という豪華キャストを起用しておきながら、視聴率は第4回の時点で12.2%と、月9としてはかなりの低視聴率を記録している。

また、金曜日21時から放送のテレビ朝日系列ドラマ「レガッタ」は最近3回の視聴率の平均が6%を割れている。このドラマは速水もこみちが出演するとのことでこれも話題になっていただけに予想外の数値。また、同じく金曜22時のTBS系列「タイヨウのうた」も映画であれだけ話題になっていながら視聴率が2回・3回共に10%を割れ、第4回目も11.1%と予想外の低視聴率。裏番組の金曜ロードショーでジブリ関連の映画が続いたのも影響しているかもしれないが、それにしても低い視聴率と言えるだろう。

また、最新のドラマでは今週月曜の「サプリ」が13.9%、昨日放送のフジテレビ系列「ダンドリ。」が8.9%。今夏のメンツの中では好調と言えてしまう、フジテレビ系列「結婚できない男」も14.4%だった。最も高い平均視聴率を記録している日本テレビ系列の「マイ★ボス マイ★ヒーロー」も最新回は14.6%で、今のところ各局の今クールの全てのドラマの最新回の視聴率が15%を割れているという異常事態だ。


ここで主題歌の売り上げを見てみる。「サプリ」主題歌の絢香「Real Voice」はオリコントップ10入りできず、また一発屋かという雰囲気も漂い始めている。しかし、それよりも視聴率が低いUVERWorld「SHAMROCK」の方は売れている。

ドラマの視聴率が低いのは確かに問題ですが、主題歌が売れないのをドラマの低視聴率のせいにすることは出来ないようだ。今後暫く、音楽とドラマの両方の分野で試練の時が続くのは間違いないだろう。


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1 Response

  1. サガ より:

    レガッタは見てもらう気が無さそう。ハウルの裏で放送した時点で再放送やダイジェストを放送すべき(他のドラマはけっこう再放送とかして視聴率を何とかしようとしてるのに)
    あと逆説を唱えると、主題歌の評判がいい場合、聞いてみようと思うのか視聴率も上がりますよね。