小柳ゆき、久々の好動向でデイリートップ10入りなるか?

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オリコンシングルデイリーチャート、水曜付では11位以下に注目したい。それは小柳ゆき「誓い」の好動向。火曜付で20位スタートとなっていた同作品は、今日発表の水曜付で15位まで上昇してきている。
小柳ゆきにとっては久々の好推移とも言えるだろう。


デビュー作、「あなたのキスを数えましょう~You were mine~」が73万枚の大ヒット、2nd「愛情/Can’t hold me back」も71万枚、そして3rd「be alive」では週間1位を獲得した事もある実力派シンガーの小柳ゆき。しかし下位へと姿を消していくのも早かった。大ヒットからわずか1年、固定ファンが定着しないままリリースされた2枚同時発売の「DEEP DEEP」「beautiful world」が共に週間トップ10落ちした後は没落の一途を辿るばかりとなり、その年の「remain~心の鍵」の最高7位を最後にトップ10はおろかトップ20からも遠ざかることに。そして今年4月の「最後に記憶を消して」では最高位100位という屈辱的な成績となっていた。

しかし前作「fair wind」の評判は最近の小柳ゆきの楽曲の中ではかなり高く初登場39位と復調し、そして今作「誓い」はデイリー初登場20位の位置につけた。周りの売り上げが低レベルな状況に助けられている感は否めないが、水曜付での5ランクアップという好動向を見ていると、明日以降の更なるランクアップもあるかもしれないと思えてくる。ちなみにこのままテイリーで上昇を繰り返して週間でトップ10入りできるようなことがあると、実に4年11ヶ月振りのトップ10入りとなる。

一度は初登場100位も危ういところまで転落した小柳ゆきが今まさに復活を遂げようとしている。「誓い」の明日以降の動向に大いに注目したいところ。

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