来週のオリコンシングルチャートの動向を占います。
いよいよ2006年オリコン年間シングルチャートの集計最終週がやってくる。昨年は修二と彰がケツメイシをかわして年間1位になるか?という近年まれに見る最終週での年間トップ争いが繰り広げられた。それに比べると今年は落ち着いていると言えるだろう。
今年も、ラスト2週の時点での年間シングルランキングを見ていこうと思う。
*1位…KAT-TUN「Real Face」 103.8万枚
*2位…レミオロメン「粉雪」 75.6万枚(累積85.0万枚)
*3位…修二と彰「青春アミーゴ」 67.5万枚(累積162.1万枚)
*4位…山下智久「抱いてセニョリータ」 59.8万枚
*5位…KAT-TUN「SIGNAL」 56.6万枚
*6位…EXILE「ただ…逢いたくて」 56.2万枚
*7位…湘南乃風「純恋歌」 52.1万枚
*8位…BUMP OF CHICKEN「supernova/カルマ」 48.7万枚
*9位…Kaoru Amane「タイヨウのうた」 47.8万枚
10位…Mr.Children「しるし」 45.3万枚20位…KinKi KIds「夏模様」 31.0万枚
30位…浜崎あゆみ「BLUE BIRD」 25.8万枚
40位…GLAY feat.KYOSUKE HIMURO「ANSWER」 20.8万枚
50位…ELLEGARDEN「Space Sonic」 18.6万枚98位…ORANGE RANGE「SAYONARA」 9.9万枚
99位…UVERworld「SHAMROCK」 9.7万枚
100位…TOKIO「明日を目指して」 9.5万枚
101位…平野綾, 茅原実里, 後藤邑子「ハレ晴レユカイ」 9.4万枚
102位…EXILE「YES!!」 9.2万枚
めぼしいところだけを抜き出してみた。まず、ミスチルの新曲がいきなり年間トップ10入りを果たしている所に注目したい。この記録は発売から僅か2週間で達成されたものであり、この時点で残り2週となっていることから、ミスチルはさらに累積を伸ばして上位に食い込むはずだ。売り上げペースを考えると、KAT-TUN「SIGNAL」に肉薄出来るかというところだろう。
さらに30位ラインをみると、浜崎あゆみの売り上げは25.8万枚。このラインも恐らく今週発売のKinKi Kids「Harmony of December」が2週あれば軽く超えてくると思われる。さらにはBUMP OF CHICKEN「涙のふるさと」や、EXILE & 倖田來未「WON’T BE LONG」もこのラインを超えるだろう。上位はラスト2週間で少しずつ変動することは間違いない。
そして年間トップ100争い。今現在100位のTOKIO「明日を目指して」を、約1500枚差で平野綾, 茅原実里, 後藤邑子「ハレ晴レユカイ」が追う展開だ。しかし今週キンキが、来週KAT-TUN・倖田來未が年間トップ100入りを成し遂げる可能性が高く、両者共に週間200位圏外(カウントなし)な状況であるため、トップ100入りはかなり厳しい状況となった。今現在の時点で予想できる年間トップ100入りボーダー枚数は10.1万枚以上というところだろう。
さて今週のシングル予想に入る。わずか1週間の売り上げでオリコン年間トップ10入りを狙うのはKAT-TUN「僕らの街で」。もちろん来週の首位もKAT-TUNでほぼ間違いないと言え、1日のハンデ(他は6日発売だがKAT-TUNは7日発売)をものともしないはずだ。1日遅れなので報じられるか分かりませんが、倖田來未「Cherry Girl/運命」の初日売り上げに大差をつけてのスタートとなれば、初動は40万枚近いものとなる可能性がある。
KAT-TUNの不安要素は、初のバラードシングルでライトがどう食いつくかというところと、メンバー・赤西仁の活動休止による影響だろう。特に赤西の活動休止に関しては週刊誌でも様々に報じられており、それが吉と出るか凶と出るかは非常に読みにくい。「赤西のいないKAT-TUN」をどうしても認められないファンがどれほどいるかによって売り上げが変わってくるだろう。初動が大きく下がるような事があると、赤西の影響力を無視できないと言えるのかもしれない。
倖田來未はEXILEとのコラボレーションシングルが思ったほど伸びないスタートとなったほか、アルバム発売を控えており初動減はやむを得ない。初動12万枚程度を売り上げられれば、アルバムに向けて幸先の良いスタートとなると言えるだろう。EXILEも今週リリースで、新ボーカルによる初シングルであることから話題性もあり、初動10万枚近い売り上げを期待できる可能性があると言える。
その他デイリー火曜付ではWaT、ALI PROJECT、竹内まりや、REIRA starring YUNA ITO、柴咲コウ、abingdon boys school、AcQuA-E.P.、Dragon Ash、m-flo loves DOPING PANDA,RAM RIDER,倖田來未,minkといった新譜からデイリー初登場トップ10入りがありそう。ミスチル以外総入れ替えとなる予感すらある。翌水曜付ではKAT-TUNがデイリートップ10入りとなるだろう。今週は火曜付の時点で倖田來未とEXILEの差が、水曜付でKAT-TUNと倖田來未の差が速報によって判明する可能性がある。慎重に情報を見極めたいところだ。
また、CHEMISTRYはベスト直後でデイリーどころか週間トップ10落ちの可能性も高い。柴咲コウも候補に入れましたが、週間トップ10入りまで考えるとやや不安だ。
またその他注目なのは、アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」キャラクターソングの新作である、鶴屋さん(松岡由貴)「TVアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」キャラクターソングVol.4 鶴屋さん」、朝倉涼子(桑谷夏子)「TVアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」キャラクターソングVol.5 朝倉涼子」だ。両者共にトップ20入りを果たせば、今年のハルヒ関連シングルは9作全てトップ20入りとなる。年間の最後にもう一花咲かすのか注目したいところ。
動画
KAT-TUN「僕らの街で」
http://www.youtube.com/watch?v=hB_AK0Ekpaw
倖田來未「Cherry Girl」
http://www.youtube.com/watch?v=172uEPoSyj8
(動画及び以下の画像の著作権は各アーティストの所属事務所兼レコード会社に帰属します。)
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KAT-TUNもさすがに1週間での年間トップ10入りは厳しいんじゃないかなと思います。
今回の曲の評判は小田和正プロデュースとうことで評判もよく、初動はそこそこ出そうですが、年間トップ10入りするとなると初動48万枚いるわけですし…
ハルヒのキャラソンは今作もトップ20入りは堅そうですね。
アニソン界はまさにハルヒを中心に回ったと言えるでしょう。
エルメスさんに同感というところでしょう。
KAT-TUNは出ても初動35万枚ぐらいかと思います。それでも売れていることに変わりはないですが、惜しくもトップ10入りはならないいう感じで終わると思います。
その他はREIRA starring YUNA ITO。中島美嘉も伊藤由奈も大してシングル売り上げが変わらなくなってきてるので、NANA特需で両者同じくらいの売り上げになるかなと見ています。