オリコンアルバムデイリーチャート木曜付では上位に波乱があった。Every Little Thing「14 message～every ballad songs 2～」が木村カエラ「Scratch」に抜かれて2位に転落。アルバムの首位争いは混迷を極めてきたようだ。
もはやベスト盤リリースでも首位獲得を確実とできなくなったELTの姿がある。もちろん木村カエラが絶好調なことは否定できないが、リリースされたシングルの大半を集めたベストアルバムが粘れていないところを見ると、以前のELTの勢いを考えれば少々寂しい思いがする。
ELTはアップテンポの楽曲をやらなくなったわけではないが、最近バラードのリリースが頻発していることは間違いない。初期はノリのよいアップテンポを売りとしていただけに、その頃と比べてほぼ180度方向転換してしまったように思える。
そして今回のベスト盤もまたバラードである。同じような方向性が続いてファンもやや寂しい思いでいるのではないだろうかと勘ぐってしまう。
ここまで書いてELTが絶不調のようなイメージを植えつけかねないが、木村カエラの好調ぶりは予想を超えるものである。もしもELTが10～15万枚の初動となった場合でも、カエラがそれを超えていく可能性もあるだろう。
果たして明日以降アルバムの首位争いがどう動くのか。デイリー推移に注目だ。
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ELTのバラードベストは、1作目も前のオリジナルアルバムの6割程度しか売れませんでしたからねぇ
今回もそんな感じなんじゃないかと思いますです。