絢香×コブクロ、絶好調も宇多田の前には及ばず…

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オリコン週間シングルチャート速報が先ほど発表され、絢香×コブクロ「WINDNG ROAD」が初登場2位となったことが分かった。初動は13.1万枚となり決して不調ではないのだが、宇多田ヒカル「Flavor Of Life」には大差を付けられる形となった。


絢香×コブクロ「WINDING ROAD」指数推移

「補正込」とは、指数計に1.81を掛けたものです。
補正込のカッコ内の数字は実際の初動です。
参考・デイリー指数により分析する、嵐・秋川・宇多田の売上は?

 

1週目

備考

20108
14514
9223
8838 ←先週金曜の嵐以上
10278 ←休日で微増
11497
指数計74458
補正込134768
(131198)
 補正係数は1.76

まずはデイリー指数分析との照合結果から。誤差はなんと約3000枚となり、宇多田ヒカル「Flavor Of Life」の時の約7000枚よりもいい結果を出すことが出来ている。コメント欄にも指数分析を続けて欲しいという意見がちらほらと寄せられており、ある程度の正確性が認められたことから、当ブログでは今後もこの指数の話を中心に上位の予想を進めていく予定だ。

次に週間結果の分析に移る。

・2位は、絢香×コブクロの「WINDING ROAD」(初登場赤丸付、13.1万枚)。

http://www.oricon.co.jp/news/rankmusic/42659/

絢香×コブクロに関しては発売前は宇多田よりも首位獲得するという予想が多かった。この作品が今が人気の絶頂と言ってもよかった2アーティストのコラボ作品であることと、ライバルとなる宇多田ヒカルは前作「ぼくはくま」が初動4.0万枚と大不振を食らっていたからだ。

まずこの13.1万枚という数字だが、最近ならばこれだけ出せば首位獲得できる週など沢山ある。例えばデビュー以来の連続首位記録を維持しているENDLICHERI☆ENDLCHERI(堂本剛)「空が泣くから」と同じ週に発売すれば1位だった。(プロモーション期間は同じだけ期間を取ったものとして)
コラボだからもっと出てもおかしくはなかったという考えもありだろう。ここで比較対象を挙げるとすれば、昨年8月のGLAY feat.KYOSUKE HIMURO「ANSWER」も初動146750枚、リップスライムとくるり「ラヴぃ」は初動34173枚となっており、グレイ氷室には及ばないものの近い初動をマークしている。

また今回の初動13.1万枚は、2人の最新のシングル初動(絢香「三日月」…初動40091枚、コブクロ「君という名の翼」…初動47280枚)を足した数字以上のものだ。これらのことからも、絢香×コブクロは首位獲得こそ逃したものの好調な売れ行きだったと考えるのが妥当だろう。

今後は累積売上がどこまで伸びるかが期待される。現在指数を見る限りで同作品の売上げは1日10000枚ペースの売上を維持しており、さらに2人は今週末にテレビ朝日系列の音楽番組「ミュージックステーション」への出演も決定している。まだまだ売上が伸びる要因はあり、今後も目が離せないだろう。

WINDING ROAD
WINDING ROAD絢香×コブクロ

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1 Response

  1. アクア より:

    去年は新人絢香の活躍、コブクロベストのバカ売れ、ボニーピンクの復活、洋楽アルバムの絶好調とワーナーが大活躍だった一年でした。
    今年、ワーナーが何をしてくるかと思ったら、絢香とコブクロのコラボ。本当にワーナーは最近売り方が上手になったなーと思います。
    13.1万枚も売れば十分ですね。絢香もコブクロもバラードばかりでは飽きられるので、両方にとっても良い布石になったでしょう。
    唯一の間違いといえば、宇多田の週に発売を持ってきたことですね。
    コブクロは3/21に『蕾』をリリースします。
    コブクロはアルバムのダブルミリオンの煽りもあるだろうし、そこまで計算してワーナーが発売したなら、本当に計算高いですね。