氷川きよしの演歌係数は1.91、シングル2作同時週間トップ3入り!

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あばよオリコン週間シングルチャート速報が先ほど発表され、氷川きよしの同時発売の2作品である「あばよ」「きよしのソーラン節」が初登場2位、3位となったことが分かった。
初動はそれぞれ6.4万枚、5.2万枚となった。当サイトの昨日の予測からは離れた数字となったが、実は氷川きよしにはアニメイト効果と同じような現象が発生している。


氷川きよしの予想売上(指数×1.75)推移売上推移氷川

氷川きよしの売上には、通常のショップとは別に、演歌カセットの売上や演歌専門ショップ(そのようなものがあるようです)の売上がデイリーに加算されずに週間だけで加算されている。アニメイト効果にそっくりだと言えるだろう。
さて当サイトでは今回独自に、今回の氷川きよしに対する「指数から週間枚数を導き出す係数」、すなわち演歌係数を求めてみたい。

氷川きよし「あばよ」
指数計33486→週間63942 ⇒補正係数1.91
氷川きよし「きよしのソーラン節」
指数推定計25864→週間52099 ⇒補正係数2.01

平均補正係数⇒1.96

平均は1.96となったが、「きよしのソーラン節」は最後の2日間の指数が見えていないので参考数値である。よって「あばよ」のみを考慮に入れて、

演歌係数⇒ 暫定1.91

を得ることが出来るだろう。

さてシングル週間結果の考察に戻る。氷川きよしは、今年1月22日付のCHAGE&ASKA(「Man and Woman」「Here&There」の2位、3位)以来の週間同時トップ3入りを果たしたことになる。早くも今年2回目の同一歌手による同時トップ3入りだが、そもそも演歌歌手が2枚同時にリリースして同時にトップ10入りすること自体が極めてまれな事例であることから、氷川きよしの今回の記録はまさに快挙であろう。

最近は全体のシングル売上の伸び悩みから、オリコン上位に進出する演歌作品が増えているように見受けられる。
氷川きよしはまさにその先頭だ。今後の活躍にも期待だろう。

 5/21付シングル総合ランキングでは、先週9日(水)に2作同時リリースされた、氷川きよしのシングル「あばよ」と「きよしのソーラン節」が2位、3位に初登場(売上はそれぞれ6.4万枚、5.2万枚)。2作同時でTOP3入りを果たした。

http://www.oricon.co.jp/news/rankmusic/44593/

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4 Responses

  1. アクア より:

    演歌は係数だけで求めていいんでしょうかね?
    演歌票もアニメイト票と同じで歌手によってマチマチだろうし、普段の係数+αと考えた方がいいような気がします。

  2. ふじ より:

    「あばよ」と「ソーラン節」1万以上差がつきましたね 私としてはビックリです!!
    という事は、ファンだけが買っている訳じゃないようですね☆
    でも2位3位の順位は立派ですね
    これからの活躍も期待したいです。

  3. カリモフ より:

    関ジャニも一応ジャンルは演歌、千の風になっても演歌ですが補数の校正はなかったですよね?(まあ関ジャニなんかはファン層から考えて演歌専門ショップでの購入はないでしょうが。)
    となると何か他の要因があるのでは?と考えてたりします。。。う~ん 謎です?w?

  4. 管理人 より:

    アクアさんのコメントにレスをさせて頂きます。
    確かに、アニメイト効果と演歌ショップ効果は掛け算ではなく「追加」ですね。
    今回の氷川の場合はきちんとデータが揃ったもので+5300枚という感じでした。こういうのは歌手別にデータを揃えた方がいいのかもしれませんね。
    貴重なご指摘をありがとうございました。