浜崎あゆみ、10万枚は100%不可能…明日デイリーで7万枚ラインも割る？

Tweet

Pocket

オリコンシングルデイリーチャート金曜付では、新譜の多くが不振に喘ぎ、売上の低レベルさもまた同時に嘆かれている。
その中でも特にその不振が目立っているのは浜崎あゆみ「talkin’ 2 myself」で間違いない。売上はなんと週末までに7万枚ギリギリという酷いペースであり、一番最近で初動10万枚を下回った「Bold & Delicious/Pride」の初動8.4万枚を下回ることは既に確定的な状況となっている。

浜崎あゆみのシングル推移比較と今後の予測

・前作もあまりいい評価ではなかった。さらにその上を行く大暴落で…
浜崎あゆみは今年7月にシングル「glitter/fated」が初動11.0万枚となった時ですら、不調ではないのかと騒がれている。もしそれが単なる不調となるならば、今回はただ不調やら不振どころの話ではなくなるだろう。
浜崎はそんな「glitter/fated」のスタートを初日から大幅に下回り、以降も前作の推移からは考えられないほどの低調なペースが続いている。最新の金曜付デイリーチャートまでの売上は推定で5.8万枚であり、上のグラフで示した最終到達予想ラインは7.0万枚となっている。これは近年の浜崎の作品の中で最低初動を記録した「Bold & Delicious/Pride」の初動8.4枚をも大幅に下回るものである。

・倖田來未に続く不甲斐無さ。しかし倖田來未には考慮要因も。
avex勢では、先週リリースされた倖田來未「愛のうた」も前作の10.8万枚から今作の6.5万枚という幅の大きな下落を見せていた。しかしながら倖田來未の場合、前作にはタイアップ曲が4作収録されていたこともあり、売上比較はその前の「BUT/愛証」との間で行うのが妥当とされていた。そのためこの下落はタイアップによるものが大きいとも考えられたのだった。
しかし今週の浜崎にはそのような考慮要因がほとんどなく、あえて言うならば両A面ではなくなったという程度である。この状況で倖田來未と比較すると、今年になってからの比較では明らかに浜崎の方がシングル売上面で衰退傾向にあるとせざるを得ないだろう。

・浜崎あゆみの復活は過去に2度あった
ところで浜崎の売上の復活劇は過去に2度存在している。1度目が「forgiveness」で大不振に陥ったその次の「No way to say」での復活劇で、2度目が「Bold & Delicious / Pride」で初動10万枚割れを起こした次の「Startin’／Born To Be…」でのプチ復活である。特に後者では、この後もシングルを出すごとに累積売上が復活していくという状況だった。「BLUE BIRD」では累積で25万枚を超えるレベルにまで復活を遂げていたのだ。それが前作「glitter/fated」で潰れ、現在それに続く今作でも大不振となってしまっている。不振に陥っても必ず次で復活してきた浜崎あゆみだが、今度もそういう状況に突入することはできるのだろうか。
まずは今作での明日以降の推移に期待するしかないだろう。

浜崎あゆみの指数推移比較と今後の予測指数推移


関連記事
・07/09/21(金)付デイリーチャート速報：浜崎あゆみ、連日の特大ブレーキ…

talkin’2 myself(DVD付)
	浜崎あゆみ エイベックス・エンタテインメント 2007-09-19 売り上げランキング : 51 おすすめ平均 ロックあゆ 誰も書いていないので decision ＝　決定 Amazonで詳しく見る