今週のオリコン週間チャートでは、ドラマ「歌姫」の主題歌であるTOKIO「青春」が首位を獲得した。
初動は4.6万枚で、前作「本日 未熟者／Over Drive」の初動4.5万枚とあまり大差がない結果になった。しかし指数計から週間結果への倍率、すなわち補正係数がアルバム標準程度の1.67という低さになっている。
TOKIOの今週の売上推移
TOKIOは週間売上最終予測では4.8万枚を売り上げるというものが導かれていた。指数は全てオリコンが公式に発表したものであり、通常は指数を全て足し合わせた合計に1.75～1.76をかけることで週間結果に近い数字を得ることができる。ただアニメイト効果などで補正が高く出ることはあっても、低く出るということはめったにない。
今回のTOKIOの補正係数は1.67(速報値)となった。これはアルバムの補正係数の基本値である1.67と殆ど変わらないというものであり、首位獲得作品としては極めて異例の結果になった。補正係数が低く出るということは、デイリーチャートの集計対象店で買われた比率が通常よりも高いということは以前にも説明したとおりである。
補正係数について(シングル基本)
デイリー集計店の集計分
↓ 約1.75倍
デイリー集計店外の分も含め週間結果
・この数字が1.75よりも高く出る
→デイリー集計店外の売上が多い(アニメイト効果、V系ショップ効果etc…)
or デイリー集計店での売上が低い
・1.75よりも低く出る
→デイリー集計店での売上が多い
or デイリー集計店外での売上が低い
初動自体は前作と大差がなかった。TOKIOとしてはこの安定感を維持していきたいというところだろう。
メンバーの長瀬智也が主演のTBS系ドラマ『歌姫』の主題歌で、TOKIOとしては2006/9/4付の「宙船（そらふね）/do! do! do!」以来1年3ヶ月ぶり、作品数では3作ぶり通算6作目のシングル1位に。
長渕剛、TOKIO提供楽曲で作詞・作曲家として初の1位を獲得
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071203-00000016-oric-ent
http://www.oricon.co.jp/news/rankmusic/50177/
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こんなに補正が低くでたのはむしろ初めてではないでしょうか？
それにしてもジャニーズ系は補正が通常通りにならないことが多すぎですね。
今週のシングルとアルバムの係数が逆なら納得なんですがね。