来週のシングル、TOKIOの首位獲得をコブクロが阻止へ!

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蕾来週のシングルチャートの動向を占います。

来週はTOKIO「ひかりのまち/ラン・フリー(スワン・ダンスを君と)」と、コブクロ「蕾」の2週目との首位争いが大きな見ものとなるだろう。

当ブログでは、現状はコブクロが有利と見ている。


・首位獲得候補筆頭
コブクロ「蕾」
首位獲得可能性:★★★☆☆(3)
→初動:182737枚

・新譜筆頭
TOKIO「ひかりのまち/ラン・フリー(スワン・ダンスを君と)」

首位獲得可能性:★★☆☆☆(2)
→前作「宙船/do!do!do!」:初登場1位・初動12.1万枚

はっきり言って今週はコブクロのほうに分があるのは間違いない。TOKIOはスポーツ関連のタイアップだった「Get Your Dream」(TBSのW杯テーマソング)が初動5.6万枚だったので、これが一番参考になるだろう。
現状コブクロは指数で1日6500点ペースとして、7日間で45500点、補正込で週間79170枚という数字が導かれる。コブクロがこれより週間で1万枚以上ペースを落としても、TOKIOが「Get Your Dream」並みの推移ならばコブクロに十分勝機がある。それに、TOKIOの前作の好初動は高視聴率で10代に絶大な人気を得ていたドラマのタイアップによるものが大きいと思われるため、今作は初動を落として当たり前と考えておくのが無難なはずだ。
文教堂のリアルタイムランキングでは、TOKIOの初回盤は、生産終了したコブクロの初回盤にも届いておらず、先週の売上の9割を占めていると思われるYUI「CHE.R.RY」の通常盤を何とか上回っているという感じだ。伸び悩んでいるのは間違いない。
・両者推定デイリー指数補正:1.74
・TOKIOのフラゲ日指数予想:9060点



・新譜2番手

BONNIE PINK「Anything For You」
首位獲得可能性:☆☆☆☆☆(0)
→前作「A Perfect Sky」:初登場5位・初動3.8万枚
前作はほとんど参考にならないが、今作ではauタイアップ曲という好ポイントがある。auタイアップで最近記録された低初動でも、BENNIE K「Joy Trip」の初動1.6万枚であり、最低ラインはこの辺りと見ていいだろう。
文教堂のリアルタイムランキングでは、初回盤が絢香×コブクロのやや上。指数1500点前後というところだろうか。



・その他

メロン記念日「アンフォゲッタブル」
→前作「肉体は正直なEROS 」:初登場21位・初動0.6万枚
2年ぶりとなる新曲で、初動がどの程度出るかは全くの未知数となってしまっている。
昨年は各地でのコンサートを中心に活動を続けてきたこともあり、ファンの今回の新曲に対する期待は大きいはずだ。久々の新曲リリースに対するご祝儀的に初動が増加する可能性も考えることが出来るだろう。そうなると、週間で8000枚程度の売上を期待してもいいのかもしれない。

MEGARYU「ROOTS」
シングルでは初のリリースとなるMEGARYUだが、今作は3万枚限定とやや物足りないリリース。しかし昨年の人気ぶりから考えると、3万枚のうち消化率5割以上を期待したいところだ。

ミュージカル『テニスの王子様』Absolute King 立海 feat.六角~First Service ALL CAST「Finalist」
ニコニコ動画で人気の、ミュージカル「テニスの王子様」からのシングルリリースだ。昨年12月から今年の1月まで公演が行われていた、「Absolute King 立海 feat.六角 First Service」の劇中に用いられた楽曲で、その時の青学は3期キャスト。つまり「湯浅プリンスオブペニス」でおなじみのメンツは殆ど総入れ替えされている。
とはいえ、元からテニスの王子様関連はある程度の固定ファンが存在する。また、アニメイト効果の上乗せ対象でもあり、デイリー下位から週間で這い上がってくる可能性が高いので注目しておきたい。


・今作が正念場

柴咲コウ「ひと恋めぐり」

→前作「at home」:初登場24位・初動0.6万枚
TBSの昼ドラタイアップ(「愛の劇場」)では、昨年「ブレイクだ、ブレイクだ」とこれでもかというくらい色んな所で煽られた中村中が、初週から旧作に敗れて撃沈したのが記憶に新しい。TBSの昼ドラタイアップは、13:30からの「ドラマ30」の方はある程度効果が期待できるものの、13:00からの「愛の劇場」の方にはあまり効果を期待することが出来ないのが気がかりなところだ。
柴咲コウは前作で初登場20位に届かず、今作で売り上げがどうなるかが注目されている。文教堂でTOKIOの初回盤の次に位置しているが、Amazonでは低調と大きな差がある。そのため文教堂を当てにせず、最終的には初動で1万枚前後、デイリーではトップ10入りしてスタートを切れるか、週間ではもしかしたら10位に届くか届かないかぐらいだと見たい。それでも十分前作よりは良い成績となる。

SE7EN「会いたい」

→前作「I WANNA…」初登場10位・初動0.9万枚
東方神起と並ぶ、韓国発男性アーティストのチャート上位常連。前作は、前々作「スタートライン/Forever」から約1年のリリース間隔が開いていた。その間、韓流ブームは急速に終息し、韓国発のアーティストの初動売上も最近は相次いで減少傾向にある。半年のリリース間隔だが、今回も初動減の可能性が高い。

(当ブログの新譜予想は、オリコンの数字をそのまま文教堂のランキングに当てはめても辻褄が合うという仮定のもとで行っております。今回利用した文教堂のランキングデータは、27日1時00分時点のものです。)
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3 Responses

  1. kazuki より:

    BONNIE PINKはどうなんでしょう???

  2. valla より:

    TOKIOって意外と固定ファン少ないんですね。宙船が名曲カバー&強力タイアップでたまたまヒットしただけか。
    メロン記念日はメンバー固定の女性グループとしては珍しく、もう8年目らしいですね。
    2年ぶりなら前作超えはしたいところか。

  3. valla より:

    失礼、宙船はドラマの書き下ろし曲ですね。中島みゆきはセルフカバーしてます。