年末企画として、今年私が個人的に選んだ2007年度のお気に入り楽曲上位100曲を、「私的ベストナンバー」としてお送りしたいと思います。
最後はいよいよ20位から1位までを一気にカウントダウン致します。今年も迷いに迷っての決断になりました。ぜひとも最後までご覧ください。
この記事からご覧になる方は、まずはVol.1からどうぞ…
・「The Natsu Style」、2007年度私的ベストナンバー100発表(100~50位)
Vol.3
20位~11位
20位
一期一会 / 中島みゆき
「世界ウルルン滞在記~ルネサンス~」の主題歌。今までに出会った全ての人、手にした全てのもの、踏み入れた全ての地…そんな色んなものとの縁を考えさせてくれる楽曲です。中島みゆきの歌声が、さらに儚さを募らせます。
19位
風見鶏 / コブクロ
シングル「蕾」のC/W曲。こちらの曲の方が好きという人も多いのではないでしょうか。カップリングにしておくのが勿体なさすぎます。
18位
カオ上げて / PLUS ONE
佐藤竹善のシングル「Four Worlds」に収録されたPLUS ONEの11年ぶりの新作。「カオ上げて」というタイトルのように空を見上げると一面に青一色が広がっているような情景が思い浮かびます。
17位
Smile Blue / DEEN
こちらも青空の真下を駆け抜けたくなるような楽曲です。昔のDEENとはずいぶん変わってしまいましたが、この曲では思わず「上手いな」と思ってしまいました。何が上手いかは聴けばわかります、多分。
16位
サクラ色 / アンジェラ・アキ
この曲を聴いて思い浮かべる情景では必ず桜が満開になっているか、いつまでも降り続く桜吹雪のどちらか。この曲は物凄く好きですが、ある意味いろいろと鬱にさせてくれる曲でもあるため、取り扱いに注意したいです。
15位
アンインストール / 石川智晶
アニメ「ぼくらの」OPテーマ。6月ごろは何度もリピートして聴いたものです。サビへの入り方が本当に好きな楽曲です。また「アンインストール」という言葉をこの曲のような意味で使ったのは非常に新鮮で、かつ面白みのある試みだと思いました。
14位
ヤッホー! / DIVA×DIVA
アニメ「史上最強の弟子ケンイチ」のOPテーマ。ボーカルの非常に力強い歌唱と、どこまでも続くかのような空や海を思い起こさせるようなサウンドが印象的でした。18位・17位と同じように、明るく真っ青な空をイメージさせる曲が上位に並んだ形です。
13位
君は君のままで / エイジアエンジニア
「スーパーヒーロー」以来の爆撃機でした。これも4月に出た曲だったのですが、やはり旅立ち・新たなスタートのお供にしたい楽曲です。少なくとも、ラップでここまで心を打つ楽曲を作ってきたのは彼らくらいしかいませんでした。
12位
きれいな旋律 / KOTOKO
作曲はなんとマーティ・フリードマン。ところが楽曲はタイトル通りのこれでもかというくらいのきれいな旋律で、当時面喰ったのが印象的でした。疾走感もあり、時に緩やかな風のようになったりと、今年の春は何度この曲を聴いて癒されたことか。
11位
KIRA★KIRA★TRAIN / いきものがかり
アルバム「桜咲く街物語」よりセレクト。今年の春はアルバムごと車に持ち込んで聴いていたものです。「いざ上京」という場面が、別れのシーンとともに甘酸っぱく描かれています。切ないけれど元気になれる、今年の隠れた名曲の一つです。
まずは20位から11位までをお届けしました。
特別なコメントは、もう十分楽曲のところで書いたので今回は省きます。さて次はトップ10の発表です。まずは4位まで…
10位~4位
(注:画像リンクはすべてAA)
10位
こころ / 小田和正
ドラマ「ファースト・キス」の主題歌。サビに一目ぼれでした。
特に「世界中で一番」の「一番」の部分、そこから「大切な人に」と繋ぐ部分、本当に鳥肌が立ちます。また多用された「絶対」という歌詞が、本当に偽りのない「あの夏、世界中で一番、大切な人に会った」という確かな思いや世界観を思い起こさせてくれているような気がしました。
9位
VERY BEAUTY / Berryz工房
正直ハロブロの曲をこんなに上位に持ってくるとは思いもよらず。終わってみればなんと9位だったという、そんな感じです。
今までややスルー気味だったベリ工でしたが、この曲を聴いたとき、見事に他の曲も真剣に聴いてみようかと思わせてくれました。今年リリースのハロブロ勢の楽曲と比較しても個人的には桁違いに素晴らしいと思います。この曲はもっと売れてもよかったと思います。
8位
明日晴れるかな / 桑田佳祐
ドラマ「プロポーズ大作戦」の主題歌。ドラマの劇中で流れるたびに込みあげるものがありました。この曲も当初あまり高い評価を下していなかったのですが、ドラマを見ながらその世界観とともにじわじわと来た感じです。
7位
ミュージック / Golden Circle feat.寺岡呼人/松任谷由実/ゆず
ゆず他が参加したGolden Circleの企画盤。実は発売日までこの曲をほぼノーマーク状態で、デイリーで初登場した時に初めて聴いてみようと思ったという不純な動機があります。それでもそう思わなければこの曲との出合いはなかった…。この曲にまつわるそんな思い出が、口ずさむたびに蘇ってきます。
ミディアムテンポで切ないサウンドが印象的な楽曲でした。
6位
青春ライン / いきものがかり
アニメ「おおきく振りかぶって」のOPテーマ。思わず走り出したくなるような出だしも印象的ですが、汗だくになって走り回った昔を思い起こさせるようなサビもまた好きです。何故かこの曲が終わる時、終わってほしくないと思ってしまいます。
5位
リアル / 榎本くるみ
榎本くるみは今年2作目のランクイン。この曲は忘れかけてた目標を手探りで探し当てるためにいろんな思いがぶつかり合っている様子を描いた楽曲だと思います。この「リアル」のラストサビに「懐かしい未来」という表現があるのですが、まさにそうして探し当てた目標すなわち未来なんだと。曲の方も、力強いボーカルと、最後の叫びなどに終始ぐいぐい引き寄せられっぱなし。
この榎本くるみを知ったのは今年になってからなのですが、こんなに凄いアーティストが眠っていたことに対してまず驚きました。どんどんプロモーションして売り出してほしいです。そしてもっと多くの人に知ってほしい。
4位
うるわしきひと / いきものがかり
6位に引き続きいきものがかり。2月に発売された曲でしたが、正直夏に新曲が出るまで聴かなかった日がないんじゃないかというくらいのお気に入りです。失礼ですが、逆に言えばこの曲が出るまで「SAKURA」(昨年35位)以外のいきものがかりの曲を完全に「イマイチ」と思っていたし(実際今でもその評価は変わっていないが)、ソニーのアニメタイアップ戦略の被害者というくらいでしか見ていなかったわけで。それがこの曲で180度評価が変わってしまったんです。バラードもいいですが、こういう曲の方ももっと見せてほしいと思いました。
というわけで4位までをお届けしました。桑田さんの楽曲は賛否両論あったようでしたが、個人的には好きでした。それでも発売当初はあんまり…という感じに思っていたので、聴けば聴くほど味を感じられたという感じでしょうか。
21位以下には1曲もなかったいきものがかりがここにきて3曲も飛び込んできました。トップ10内に2曲…という自分でも信じがたい状況になっています。この人たちの楽曲は本当に無茶をしていないというか、感じたことをありのままに優しく伝えてくれているよう気がします。また懐かしさを感じ、ちょっと昔を思い出したりといろいろと思うところがあったりします。
さて昨年とはガラリとメンツが変わった今年のベストナンバー100、最後の3曲をお届けしたいと思います。そして今年の私的ナンバートップに輝いたのは…
3位
All my treasures / 織田裕二
3位に入ったのは、またまた昨年12月の集計開始時には自分でも予想だにしなかったのですが、なんと織田裕二。この作品は05年の「世界陸上ヘルシンキ」のテーマソングが今年になってCD化したものです。この曲を聴くと自然と「頑張ろう」と思えてきます。
しかしながら「All my treasures」という言葉、意味を英単語的に理解し解釈しても、その言葉のスケールは何とも想像しがたいです。
2位
Tears Infection / KAORI
アニメ「myself;yourself」のOPテーマで、KAORIは今期2作目のランクイン。この曲を初めて聴いた時、アニソンに関してはここ数年さかのぼってもなかった衝撃を感じました。個人的には、他を全て差し置いて今期のアニソンの中で断トツNo.1の最強曲だと思っています。こういう疾走感を待っていたんですよと言わんばかりです。
何でこの曲がオリコン10位以内に入れない…。
そして今年の1位は…
1位
茜色の約束 / いきものがかり
そして今年の私的ベストナンバー第1位に輝いたのは、今年なんとこれで4作目のランクインとなるいきものがかりの「茜色の約束」。いきものがかりはまさかのトップ10内3作ランクインとなってしまいました。このランキングを作った自分が一番驚いています。
「SAKURA」とはまた違ういきものがかりのバラードに、この秋は思い切り心を揺さぶられました。個人的には今年もっとも評価が急上昇したアーティストであり、来年への期待ももちろんNo.1。果たしていきものがかりは08年をさらなる飛躍の年にしてくれるのでしょうか。
というわけで全100曲の紹介が終わりました。
毎年こうして1年間に出会った曲を総まとめして発表することで、今期の整理とともに、来期への期待をより膨らませることができていると思っています。今はITunesなどのソフトを使って簡単にプレイリストが作れる時代になりましたので、こうして選んだ100曲でカウントダウン再生などやってみると結構楽しいものです。
皆さんも自分なりの年間ベスト10やベスト50などを作ってみると、きっと楽しめるのではないでしょうか。
またここで挙げた楽曲の中で聴いたことも見たこともないという曲があり、少しでも興味を持たれましたら、まずはネット上で試聴できる曲がほとんどだと思いますので、試しに検索をかけてみることをお勧めいたします。このランキングをきっかけにこのアーティストの存在を知って好きになったという人が1人でも現れれば、私は大変喜びます。
ここからは個人的な諸記録のまとめなど…
諸記録
1位…いきものがかり「茜色の約束」
新人最高位…DIVA×DIVA(14位)
初ランクイン最高位…KAORI(2位)
グループ歌手最高位…いきものがかり(1位)
男性ソロ歌手最高位…織田裕二(3位)
女性ソロ歌手最高位…KAORI(2位)
ドラマタイアップ最高順位…桑田佳祐(「プロポーズ大作戦」)…8位
アニメタイアップ最高順位…KAORI(「Myself;Yourself」)…2位
ジャニーズ最高位…嵐(53位)
最多ランクイン…いきものがかり(4曲)
新人最多ランクイン…詩月カオリ、サガユウキ、しおり(2曲)
トップ10内最多ランクイン…いきものがかり(3曲)
ドラマタイアップ最多ランクイン…該当曲なし
アニメタイアップ最多ランクイン…「ハヤテのごとく」「史上最強の弟子ケンイチ」「らき☆すた」(2曲)
記録
・いきものがかりのトップ10内3曲ランクインは、03年の玉置成実に並ぶタイ記録。
・いきものがかりの同時4曲ランクインは、06年の平野綾に並ぶタイ記録。
というわけで、これで07年のお気に入り曲・推薦曲ベスト100の発表は終わりです。全結果のリストはサイドバーのリンクに近々アップしますので、そちらからもご覧いただけます。そしてもう始まっている2008年度のベストナンバー選考も近日中にUP致します。
それでは来年もいい曲に巡り合えますように…
ふーむ、、
いきものがかりお好きなんですねぇ(^-^)
個人的に私にとっての今年1位の曲は『蕾』でした。
インディーズ時代からコブクロを応援してきてたもんですから、ここまで有名になってくれて・・・感無量です。
レコ大を取った時は家族全員で喜びました。
Tears Infectionは俺も大好きです!
ほんとにこの曲はほかのアニソンよりも完成度高いって言うか、神曲でしたね。
efのOPよりもこっちのほうが目立ってほしかったです。
明けましておめでとうございます。本年も楽しく拝見させていただきますm(_ _)m
Tears InfectionはELISAのeuphoric fieldと並んで07年秋のアニソンでは評価の高い曲でしたねぇ。
柊つかさの寝・逃・げでリセット!もらき☆すたキャラソンの中でもクオリティの高さは図抜けてました。
実際に売上も3週目には上にいたこなた・かがみを抜き1番粘っていました。
初カキコですが、あけましておめでとうございます!
私も2位の曲大好きです。
本当に何で売れなかったのか…!
スピッツの「群青」がランクインしてないのが残念です…
もしかしたら見落としてるかもですが(汗)