BEGIN・坂本冬美、それぞれ19年・20年ぶりのトップ10入りへ期待大!

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笑顔のまんまオリコンシングルデイリーチャート木曜付では、前日に引き続きBEGIN with アホナスターズ「笑顔のまんま」がデイリー10位内をキープしている。実はこの作品がデイリートップ10入りすると、BEGINにとってはデビューシングル以来約19年ぶりのトップ10入りとなる。
また、演歌歌手・坂本冬美の新曲「アジアの海賊」も好調。こちらがトップ10入りすると約20年ぶりとなる。

 BEGINの新曲は、昨年夏に放送されたフジテレビ系「FNS27時間テレビ!!みんな笑顔のひょうきん夢列島!!」の深夜コーナーで、明石家さんまがBEGINに作曲を依頼。番組放送終了までの17時間の間に完成し、披露された楽曲である。明石家さんまを筆頭に、間寛平、村上ショージ、ジミー大西、雨上がり決死隊、ガレッジセール、タカアンドトシの計10名が “アホナスターズ” と名付けられてレコーディングに参加した。

 坂本冬美の「アジアの海賊」は、「翼の折れたエンジェル」などで知られる歌手・中村あゆみが作詞と作曲を担当したことで話題となっている。

 もしBEGINが週間トップ10入りすると、90年リリースのデビューシングル「恋しくて」(4位・初動4.7万枚)以来約19年ぶり・通算2作目となる。また、坂本冬美がトップ10入りすれば、1989年3月にリリースされた3rdシングル「男の情話」(7位・初動2.0万枚)以来約20年ぶり通算2作目となる。どちらがトップ10入りしても久々の快挙となる。
 では、この二組が最後にトップ10入りした週間チャートでは、どんなメンツが登場していたのだろうか。少し覗いてみたい。

・BEGINが前回トップ10入りした1990/04/02付週間チャート
 この頃は、まだCD市場が活気づき始めて間もなかった時期。この週に1位を獲得したのは、先日復活が報道されたLINDBERGの「今すぐKiss Me」だった。LINDBERGは2/19付で初登場3位に入ると、その後2位→1位→2位→1位→2位→1位(4/2付)という驚異的な推移を見せた。4/2付までに累積37.8万枚を売り上げ、さらにその後も好調を維持した。なお、90年度のシングル年間3位に入っている(61.0万枚)。
 2位にはチェッカーズの「運命」(初動5.1万枚)、3位には中山美穂の「セミスウィートの魔法」(初動4.8万枚)がランクイン。その次の4位にBEGINが入った。

・坂本冬美が前回トップ10入りした1989/03/20付週間チャート
 この週の1位は、デビュー以来7作連続の1位獲得となった光GENJIの「地球を探して」。年間トップ3を独占した88年の勢いが続いていた。この作品は89年の年間11位に入っている。
 2位には前週の1位を獲得した男闘呼組の「TIME ZONE」が、3位には長渕剛の「激愛」がランクイン。長渕剛は当時「とんぼ」がミリオン寸前まで売上を伸ばすなど、かなりの勢いを誇っていた。
 また、大ヒットを記録する前のCHAGE & ASKAの作品「WALK」が初動約7800枚で20位に入ったのもこの週である。

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2 Responses

  1. じょせふ より:

    わー、男闘呼組ですか、懐かしいですねー。
    当時前田耕陽とTUBEの前田亘輝の名前を混同してたんだよなー。

  2. シェイク より:

    話は違いますがこれだけ景気が落ち込むと、CDもますます売れなくなりそうですね。
    そうなると固定層の強いジャニ系が今年も優位かなぁ…