オリコンシングルチャート木曜付までに、1位争いの様相が徐々に明確なものとなってきた。
当初最も不利と思われていた堂本剛「RAIN」は、ポルノグラフィティ「この胸を、愛を射よ」や、DREAMS COME TRUE「その先へ」との差を広げ、1位争いの筆頭をキープ。ポルノやドリカムは、堂本剛を逆転できずにいる。
これにより、堂本剛の逃げ切りの可能性が高まっている状況だ。
3者による1位争い、今後の構図
今回の1位争いは、当初ドリカムが最有力と見られた。しかし、現在はその予測とは真逆の構図となっている。
これまでの傾向では、この3作品で最も粘り弱いのが堂本剛で、最も粘り強いのがドリカムだった。そのため当初は、ドリカムがドラマ効果などによって初日の差を完全に挽回でき、堂本剛はポルノとドリカムに抜かれて3位まで落ちてもおかしくない状況だった。
ところが蓋を開けてみると、堂本剛が3日連続で1位をキープ。ドリカムのドラマ効果は不発となり、堂本剛との差は広がる一方。2位のポルノグラフィティも勢いがなく、堂本剛にまさかの3連敗を喫した。
これにより、堂本剛が2者を大きくリードしている。3日目の時点で、堂本剛がポルノグラフィティに約9500枚、ドリカムに対しては約1.6万枚の差をつける状況となった。
これにより、現時点で堂本剛の週間1位獲得が極めて濃厚な状況となり、ポルノグラフィティは2位以下となる可能性が高まった。ポルノとドリカムはまだ順位が入れ替わる可能性が残っているが、その可能性も徐々に低くなっている。
もつれるかと思われた1位争いは、意外にも早く決着を迎えそうな状況だ。しかし、デイリーでは複雑な順位変動が見られる可能性があり、今後も注目していきたいところだ。
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MANDARA△T.D. 2009-09-09 おすすめ平均 |
やはり複数売り、ファンの頑張りの差が出たと思います。
> ドリカムの放映効果は不発
まあ、最初からドラマ効果が入った状態でしたね。
そのため、翌日に特別上がることがなかったということでしょうか。
1位争い、初日の位置関係のまま決まりというのは意外でした・・・