オリコンシングルデイリーチャート木曜付では、演歌歌手の作品が上位を占拠する珍しい光景が見られた。
最新の結果では、2位に氷川きよし、3位に水森かおり、4位に坂本冬美がランクイン。デイリー2位～4位に演歌歌手が連なっている。
デイリー2位に入った氷川きよしは、前日の11位から9ランクアップして返り咲き。上昇した理由は、大阪で行われたコンサート内の物販によるものと推定される。過去にもコンサート開催日(あるいは翌日)に売上が急上昇する現象が見られていた。今日もコンサートが行われたため、明日も上位に残る可能性がある。
3位の水森かおりは前日からランクダウンだが、この日に小田原ダイナシティで行われた新曲キャンペーンの中でCDの販売があり、売上を伸ばしている。会場でCDを購入すると、直筆のサイン色紙と握手会への参加権がもらえるため、多くのファンが購入に動いたようだ。
4位の坂本冬美は、最新の週間チャートで初動19.5万枚を売り上げたばかりのNEWSを早くも逆転した。シングルチャートで毎週のように急上昇していることが、テレビの情報番組で大きく報道されており、売上推移の支えとなっているようだ。また、坂本冬美は配信でも非常に好調な成績を収めており、この作品の幅広い世代への浸透がうかがえる。
また、デイリートップ20まで視野を広げると、この3人以外に5人の演歌歌手の作品がランクインしており、20作中8作が演歌となった。
■ 4/12付デイリーは演歌歌手によるトップ3占拠か?
一般にデイリー月曜付は、演歌歌手の作品が軒並み粘り、他の作品は4割～6割ほど売上を落とすと言われている。
今日のデイリー1位にランクイン中の、ジャニーズの人気アイドルグループ・NYCは1万枚以上の売上を誇っているが、来週の月曜付までには勢いを失うと見られる。そのことを考えると、次週の月曜付では、もしかすると氷川きよし・水森かおり・坂本冬美の3者によるデイリートップ3占拠が達成される可能性がある。
その時の1番手最有力は氷川きよしで、その理由は当日に行われるコンサートである。2番手は、今週同様の勢いならば坂本冬美が返り咲くと見られる。そうなれば3番手は水森かおり。この3者が1～3位に並べば、演歌歌手によるデイリートップ3占拠達成となる。
ちなみに演歌・歌謡曲部門に属するアーティストによるデイリートップ3占拠が達成されると、昨年12/24付の関ジャニ∞による1位～3位独占以来となる。
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| また君に恋してる／アジアの海賊 | |
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森正明 坂本冬美
EMIミュージックジャパン 2009-01-07 おすすめ平均 |
夕陽の三丁目的などこか懐かしいフレーズ
すごいですね。演歌パワー強し。
しかし、今更ですけど、関ジャニってなんで演歌部門なんでしたっけ？
坂本冬美さんは、若い人からも好評価を得ていて、ぜひ年間ランキングトップ２０入りしてほしいです。