山下智久、23日の “緊急握手会” の開催が不本意だったことを公式携帯サイトで暗に告白か

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はだかんぼー1/31付のオリコン週間シングルランキングでは、当初劣勢だったNEWS・山下智久の「はだかんぼー」が、AKB48の派生ユニット “フレンチ・キス” の「If」を僅差でかわして1位を獲得したことが話題となった。山下智久が勝利できたのは、23日実施の “緊急握手会” の効果であることは明らかである。
一方、イベント後に山下智久が自身の日記上に書いた、握手会に関する意味深な発言が話題を呼んでいる。



   1/31付のオリコン週間シングルランキングの1位争いは、デイリーランキングで登場初日(火曜日)に1位を獲得したフレンチ・キスの「If」が、初日につけた差を利用して、山下智久の「はだかんぼー」をリードする展開になった。金曜日になっても、フレンチ・キスがリードする状况に変化がなかった。

   しかし、土曜日の朝になり、山下サイドが日曜日に東京・池袋で握手会イベントを行うことを緊急決定したため、状况が一変した。土曜日のデイリーランキングの時点では、フレンチ・キスが山下智久を累積売上で約5600枚リードする展開。しかし、握手会終了後の日曜日のデイリーランキングでは、山下智久が猛烈に売上を伸ばしたことによって大逆転が発生した。週間ランキングでも、山下智久が僅差でフレンチ・キスを下し、デビュー以来の無敗をなんとか守った。

   この握手会について、インターネット上では山下サイドの動きに対して「そこまでして1位を取りたいのか」「2位じゃだめなんですか」などと、露骨に1位に執着する姿勢に疑問を唱える声が続出。一方で、「(フレンチ・キスを売り出している)avexも過去に似たようなことをやってきたので自業自得」「在庫を捌くためにはやむを得ない」など、一定の理解を示す声も多かった。

   賛否両論だった握手会だが、終了後に山下智久本人が、公式携帯サイト上の日記でイベントの開催に関する意味深な発言を行ったことが話題となっている。山下智久は自身の日記の中で、ファンに対して感謝の言葉を述べるとともに、今回の握手会について「また何かの時にベストな形でこういう機会を持てたら」と発言。この発言を言い換えると、「今回の握手会が(自身とファンの両方にとって)ベストな形ではなかった」ことを暗に告白しているようにも見える。

   近年「握手会」などの緊急イベントによる週末のラストスパートで、オリコン週間ランキングの1位を半ば無理矢理に勝ち取る例が何度も見られている。しかし、イベントが行われたきっかけが本人の意志か事務所の意志か判断できないため、歌手本人に対して批判が向くことがしばしばある。
   今回の山下智久に対しても、本人に矛先を向けた批判が多く、例外ではなかった。しかし、日記の発言を見る限りは、今回のイベントが本人の意志で行われたようには見えない。今回の場合、歌手本人に対して批判が向かうことは、適切ではないと言えそうだ。

はだかんぼー はだかんぼー
山下智久

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28 Responses

  1. より:

    本人がやりたくなくたってやらなきゃいけない時があるし
    それがほとんどのことでしょう。
    最初から企画されてたら後味は悪くなかったと思います。
    突然やったからファンサービスではなく露骨な回収作業に見える。
    山Pはそこら辺を嫌がったんでしょうか。

  2. さく より:

    先読みの甘さが余計なイベントの必要性を生み
    それがタレントのイメージを下げてしまう踏んだり蹴ったりの結果
    山下本人が望まなくても拒否はできない
    それは事務所が決めること
    だからもっと操り人形かと思ってた
    タレント本人は捨てたものじゃないですね

  3. ふっきー より:

    ジャニーズはかなり不穏ですね。前回三種でリリースしたSMAPの「This is love」のことについて木村拓哉が苦言をラジオで漏らしたこともあるようですし。

  4. ビダ より:

    「そこまでして1位を取りたいのか」「2位じゃだめなんですか」という発言をした方の中にはAKBファンのかたもたくさんいますね。。 某掲示板でたくさんみかけました。私にはAKBも今回の山下もやってることは同じにみえますので、何を考えて山下を叩いているのかとても疑問です。
     とにかくもう握手会での売上水増しにはうんざりです。DVD付きの複数販売までは売れなくなったCDを売るレコード会社の努力としてみることができましたが、握手は目に余ります。
    ここで何を発言しても変わらず、アイドルの握手会商法は活発になっていきそうですがね。今回のこの1件だけに関して見ればジャニーズ陣営のAKBに対する異常なライバル心があったことは確かでしょうね。 

  5. まい より:

    むしろ、ジャニーズ事務所所属のアイドルが、そこまで自由に自分の活動方針決められる立場にいると思ってる人がいたことにびっくりしますよ。

  6. maho より:

    AKB軍団はいつも握手券という名のチートを発動しているのにジャニーズは今回だけの緊急握手会
    これでジャニーズが叩かれるのはお門違いだと思いますね、AKBヲタがそこまで山下さんを叩くのなら、AKBも握手を止めるべきです。非常に気分が悪いですね。

  7. As より:

    山Pも歌詞通りはだかんぼーになろうとしたんでしょうか
    本人はこんな形を望んでなかったんでしょうね

  8. たける より:

    AKBのメンバーも同じ心境のはずです。
    全ては秋元康を始めとする運営側の問題。
    実際メンバーは
    一生懸命ダンスやボイスのレッスンして
    ライブやテレビ活動を頑張ってる。
    でも運営側のせいで
    こんなにもAKBのメンバー自体が批判される。
    山Pも全く同じ。
    批判する人たちは
    いい加減にメンバー自体を批判するのは辞めてください。

  9. ギルガメッシュ より:

    AKB48が売れると
    ジャニーズファンが騒ぐ
    ジャニーズが売れると
    AKB48ファンが騒ぐ
    これはもうお決まりですね。
    あと、個人的にはAKB48やジャニーズを
    歌手のカテゴリーに入れるのは
    本当の歌手に申し訳ないと思います。
    歌で売るならジャケットを豪華にしたり
    特典をつける必要なんか無いはずですしね。
    まあ握手会なんか言語道断

  10. かな より:

    山下が批判されるべきではないと言ってる人は何を考えているのでしょうか?
    本人がどう思っていようが、本人の名義で行われたことへの批判は本人に向けられるのが当然です。
    例えるならば、詐欺をした会社の広告に出た芸能人は本人がその詐欺に荷担していなくたって批判はされるでしょう。
    それと同じです。

  11. G より:

    結局のところどこが悪かと言われれば事務所だと思います。
    あとAKBと同じと言っている人は問題の本質理解に乏しい。
    頭を冷やして良く考えて欲しい。
    AKBの場合は事前に握手会をやると宣言しているため、
    1回握手をする目的で1枚購入可能。
    目的の回数と購入枚数が一致するので、
    合目的性のある購入ができる。
    しかし今回の山下は、発売後に握手会開催を宣言したため、
    発売直後に買っていた人が握手会に参加したい場合、
    もう一枚買わなければいけない。
    結果、1回握手するために2枚買っていることになり、
    合目的性の観点で考えるとAKB商法よりタチが悪い。
    あと、本人を批判している人も、完全に的を外している。
    山下が悪いと言っている人は一体何を考えているのか。
    頭を冷やして、問題の本質がどこにあるのかよく考えるべき。
    そうしないと不要な争いを生みますよ。

  12. かける より:

    ってか今時一位とか二位とか気にする人の方が少ないだろ

  13. Flip より:

    発売前の事前条件から一切変更なしに勝負すれば誰も文句を言わない。
    負けそうになった時に慌てて注射針を突き刺すのは卑怯。
    でも批判されるべきなのは本人じゃなくて、事務所。

  14. msa より:

    >例えるならば、詐欺をした会社の広告に出た芸能人は本人がその詐欺に荷担し?>ていなくたって批判はされるでしょう。
    >それと同じです。
    確かにこの場合、芸能人も批判の対象となりうるかもしれません。しかし、結果として批判の対象になることと、批判の対象になるべきということはまるで違います。アーティストはいわば商品です。その売り出し方をきめるのは会社(事務所)。現在の売り方が納得いかないものであるならば、会社が批判の的となるべきだと思います。アーティスト本人にクレームをつければ、クレームをつけた本人の気は済むかもしれませんが、問題の解決にはなりません。

  15. かた より:

    誰が悪いとかより、イベント参加券とかイベントをするとか、そうゆう宣伝やおまけを付けないとCDが売れなくなった時代…それが悲しいですね。
    昔はイベントとか少なかったですし、おまけもDVDとかだけでしたよね?今はグッズを付けたり色々と…。最近はベストばっかりリリースしてますし。
    私はもっと純粋に音が愛されたらいいなと思います。悪いのは私達かな。ダウンロードとかに頼りすぎですし。

  16. より:

    結局、山下智久(ジャニーズ)もAKBもアイドルなんですよね…
    これを機にジャニーズもAKBみたくシングルに握手券なりなんなりを付けてみてはどうなんでしょうかね??そうすれば後だしじゃんけんしなくても1位取れますし、こんなに叩かれないでしょう。

  17. naka より:

    後付けなのが問題、というご意見もあるようですが握手一回の為に一枚購入するシステムは変わらないのですからどちらも同じにしか見えません。こういうことが問題なら、そういった特典をつけたCDの売り上げはオリコンで集計しなければよいと思ってしまう。
    しかし、他のアーティスト相手の予想外の苦戦で緊急イベントを開かれたとしたらジャニーズ側はもっと一方的に攻められたでしょうね。
    また、タレントと事務所の意見に相違があったとしても評価を引き受けるのはタレント本人というのは同感です。だからこそAKB陣営もジャニーズももっと売り方を考えるべき。
    余談ですが、どちらの曲もこの件があって初めて聴いてみました。話題性にはなったようですよ(笑)

  18. 批判の矛先 より:

    いくら売り方が汚いからって本人の人格の否定につながるような批判はしたくないし、するべきじゃないと思います。
    事務所の方針に簡単に逆らえると思っている方、現実はそんなに甘く無いと思いますが。

  19. ひろ より:

    最初から企画されていようがいまいが関係ない。CDを売るための手段として握手会というものが確立されているのだからしょうがない。
    その究極がAKBだから
    本質である音楽で売ろうとしてないのは個人的には納得できないけど、そんなこといったらシングルCDなんてほとんど売れないでしょう

  20. ダブル より:

    >10
    意見も例えも意味不明。

  21. moon より:

    かなさんの言いたいことは分かるし実際そういう批判はあると思うけれど
    正直、そういうのは人としてどうかと思うし、それは何も生み出さない。

  22. mura より:

    山P(ジャニ)とフレキス(AKB)は「握手会」を行い、CDに握手券を付けることで売上を伸ばしたことは両者変わらない。ただ、AKB側はグループのコンセプトとして「会いにいけるアイドル」が底辺にあり、デビュー当初から握手会を開催しおり、今後もこれは継続していくと思われる。売上確保のためだけの握手会ではなく、ファンとの交流がグループの”売り”でもあるということを理解して頂きたい。握手目的で購入するファンも多く、全うな売り方の他の歌手とは比較できないのは事実であるが、現在CDを購入する意味自体薄れてきており、そんな中チャートを盛り上げてくれるアイドルの存在は貴重ではないだろうか。少なくとも私は今の時代(というか今後)シングルのミリオンを見ることが出来るとは思っていなかったのでAKBには感謝している。

  23. ふっきー より:

    >かなさんへ
    あなたのような考え方を持つ人が居るから、ちゃんとした議論が成り立たなくなる。
    冷静に考えてくださいね。
    今回の件は、ジャニーズの運営サイドがあからさまに仕込んだこと。批判するならジャニーズの運営サイドだというのは自明です。

  24. ナン より:

    何が何でも一位にこだわる必要があるのでしょうか?
    二位より一位の方が響きは確かに良いとは思いますが、いつもいつも一位でいるのは凄く疲れるはずです。
    一度でいいから二位になってしまえば、肩の力が抜けて、のびのび活動出来るのと思うのですが・・・但し、そう簡単にはさせてもらえないんでしょうね。

  25. ZERO より:

    私腹を肥やすものたちにとってはビジネスですし、本人達のイメージが下がろうが何だろうが対した関係無い、記録や売上さえ良ければいい。そういうことだと思いますよ。売れればそれなりに待遇も良いのでしょうけど、大半のアイドルや歌手達は所詮使われの身でしょう…
    人気者である半面、こういう形で潰れされてしまう可能性もある。大変な職業だと思います。

  26. AKBの より:

    小さいことですが「会いに行けるアイドル」のコンセプトは「握手できる」ではなく、劇場公演のことをさしていたと思うのですが。いつの間にか変わっていたんですね。

  27. まい より:

    >ZEROさん 本当に・・・。そして、今韓国ではアイドルたちが反旗を翻したりしているようですが(東方神起、少女時代)、この波は日本にも来るんでしょうかね?決定的に破綻する前に双方が納得できる形になって欲しいと思いますが・・・。

  28. さん より:

    志村けんが言っていました。「TVでディレクターに言われた通りにやっても視聴者はタレント本人の意志でやってると思うんだぞ。だからちゃんと自分の意志を盛り込んで仕事しなさい。」と。
    山Pは今回の事は不本意で嫌だったかもしれないけど、最終的には納得してやったんだと思います。
    ファンに申し訳ない気持ちだったけど握手会をして2度とお互いこんな思いをしないで済むようにもっと頑張らないと!と思ったんじゃないかな。