渡り廊下走り隊7「バレンタイン・キッス」初動9.5万枚でオリコン週間2位! 国生さゆりのオリジナル盤に並ぶ記録に!

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バレンタイン・キッス(初回盤A)最新の2/14付オリコン週間ランキングでは、またもAKB48の派生ユニットが上位に登場した。
2位に入ったのは、AKB48の派生ユニット・渡り廊下走り隊7の「バレンタイン・キッス」。初動売上は前作の倍以上となる9.5万枚で、順位・売上ともに国生さゆりのオリジナル盤に並ぶ記録となった。



■ 渡り廊下走り隊7、国生さゆりのオリジナル盤に並ぶ2位!
   2位に入った渡り廊下走り隊7は、人気沸騰中の女性アイドルグループ・AKB48のメンバー7名による派生ユニット。かつて活躍した秋元康プロデュースのアイドルグループ「おニャン子クラブ」の派生ユニット「うしろ髪ひかれ隊」の妹分として結成された。

   今作の初動は9.5万枚となり、前作で記録した3.8万枚の2倍以上となった。デイリーランキングの登場初日に、前作「ギュッ」の初動3.8万枚を超える4.5万枚を記録し、翌日以降もハイペースで売上を重ねていた。

   また、「バレンタイン・キッス」の2位は、1986/02/10付で国生さゆり(おニャン子クラブ)のオリジナル盤が記録した2位に並ぶ記録である。また、オリジナル盤の初動売上は9.5万枚であり、渡り廊下走り隊7の今作はこれに並ぶ水準を記録した。


【MEMO】 国生さゆりが2位だった1986/02/10付週間ランキング

   2011年現在、秋元康プロデュースのAKB48が大きな人気を誇っている。一方、25年前の1986年は、同じく秋元康プロデュースのおニャン子クラブが人気を誇っていた。国生さゆりの「バレンタイン・キッス」が発売された当時のランキングを紹介したい。

   おニャン子クラブのメンバーだった国生さゆりは、この「バレンタイン・キッス」でソロデビュー。1986/02/10付週間ランキングでは、9.5万枚を売り上げたが、僅差で2位だった。

   この時1位を獲得したのが、ドラマ出演などもあり当時人気拡大中だった、岡田有希子の「くちびるNetwork」(初動9.7万枚)だった。岡田有希子はこの作品で初のオリコン週間1位を獲得。しかし、約2ヶ月後の4月に所属事務所のビルから飛び降り、自ら命を絶ってしまう。岡田有希子にとって、この作品が最後の1位獲得シングルとなる。

   この週の3位は、国生さゆりが所属するおニャン子クラブから誕生した “うしろゆびさされ組” の「バナナの涙」(前週1位・週間6.0万枚)だった。国生さゆりと同時トップ3入り。これ以降、ほぼ毎週のようにおニャン子クラブの関連シングルがオリコン上位に登場することになる。

   ちなみにおニャン子クラブの人気全盛だった1986年は、週間シングルランキングの1位を獲得した46作品中、おニャン子クラブ関連作が30曲を占めた。52週中の36週で、おニャン子クラブ関連作が1位を獲得した。

【1986/02/10付 オリコン週間シングルランキング】
1位:9.7万枚 … 岡田有希子「くちびるNetwork」
2位:9.5万枚 … 国生さゆり「バレンタイン・キッス」
3位:6.0万枚 … うしろゆびさされ組「バナナの涙」
4位:5.4万枚 … 杉浦幸「悲しいな」
5位:4.8万枚 … とんねるず「歌謡曲」

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渡り廊下走り隊7:「バレンタイン・キッス」がオリジナルに並ぶ2位 (From まんたんウェブ)


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