31日に放送された「第64回NHK紅白歌合戦」において、AKB48の大島優子がグループからの卒業を発表した。
ステージ上で「恋するフォーチュンクッキー」を披露した直後、大島優子が自らの言葉で卒業の意思を発表した。
AKB48は「紅白2013SP~AKB48フェスティバル!~」と題したメドレー形式の楽曲を披露。大ヒット曲「恋するフォーチュンクッキー」からスタートし、曲にあわせてふなっしー、くまモンもダンスする賑やかなパフォーマンスを見せた。「恋するフォーチュンクッキー」披露後に一旦演奏が止まると、大島優子がマイクを取り、その場でAKB48からの卒業を宣言した。また、事前に他のメンバーに卒業の意思を告げていなかったことも告白したが、正式な卒業時期などの詳細については語らなかった。
大島優子は2006年にAKB48の第2期生としてデビュー。2010年の「選抜総選挙」では不動のエースと言われた前田敦子を逆転して1位を獲得し、事実上、前田敦子と大島優子の2強体制を確立した。2012年に前田敦子が卒業すると、その年の「選抜総選挙」で1位に返り咲いた。大島優子の卒業により、AKB48の一時代を築いたエース2名が共に姿を消すことになる。