SMAP「世界に一つだけの花」7ヶ月ぶりオリコンデイリー1位 中居正広の誕生日を祝うファンの購入で

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世界に一つだけの花

8/18付のオリコンシングルデイリーランキングで、SMAP「世界に一つだけの花 (シングル・ヴァージョン)」が1位を獲得した。この日の「世界に一つだけの花」の売上枚数は、SMAPの解散発表に対するとてつもない反響と、メンバー・中居正広の誕生日を祝う多くのファンの想いが重なり、前日から急上昇となった。

8/14にSMAPの解散が発表された後、SMAPの楽曲の売上は、元々ファンだった層以外をも巻き込み、急激に伸びている。「世界に一つだけの花」だけではなく、TBSのリオ五輪放送テーマソングに起用されている「ありがとう」もオリコンデイリーランキングのトップ10に入っていることが、その証拠と言える。

今年の1月、SMAPの解散が最初に報道された時は、テレビ番組でメンバー5人が声明を出し、解散は回避されると見られていた。解散を回避し、SMAPにこれまで通りの活動を続けて欲しいと願う多くのファンが「世界に一つだけの花」の購買運動を牽引し、その結果はランキングに目に見えた形となって表れ、メンバーにも届いていたことだろう。ファンにとってあまりにも本意ではない発表があった8/14以降も、SMAPに感謝を伝えるべく、多くのファンがこれまでと同様に「世界に一つだけの花」を買い求めており、規模は日に日に拡大している。来月にはデビュー記念日が迫っていることもあり、この波はしばらくの間続きそうだ。

 

■ 2016年の「世界に一つだけの花」チャートアクションについて
「世界に一つだけの花」は、今年1月に報じられたグループの解散・分裂報道に端を発して起こった購買運動によって、今年に入りランキングを急上昇している。今年1月から伸ばし続けている “今年度” の累積売上枚数は14.5万枚を記録している(8/22付オリコン週間シングルランキング時点)。今から10年以上前に発売された作品が、これだけの短期間に14万枚を超える売上枚数を記録することは、極めて珍しく、驚異的な現象であり、快挙と言える。また「世界に一つだけの花」のオリコン週間シングルランキングにおける登場週数は、8/22付の週間ランキングで216週に到達し、シングルでは歴代2位(※200位以内の発表が始まった2002年12月以降)のロングセラー記録となっている。

2003年に「世界に一つだけの花」が発売された当時からの累積売上枚数は272.7万枚。購買運動の目標の一つは「世界に一つだけの花」をトリプルミリオン(累積300万枚)に到達させることとなっているが、そのトリプルミリオンまでは27.3万枚となり、少しずつではあるが残り枚数を減らしている。

 

■ 2016年の「世界に一つだけの花」急上昇タイミング
1月: 解散・分裂報道を機にファンによる購買運動発生
3月: 発売13周年を記念し、発売日(3/5)に集中購入
5月: 稲垣吾郎にかけた「ゴローの日」(5/6)に集中購入
6月: デビュー記念日(9/9)を上下逆さにした「ウラスマの日」(6/6)に集中購入
7月: 草彅剛の誕生日(7/9)に集中購入
8月: 解散発表(8/14)を受け急上昇。中居正広の誕生日(8/18)に集中購入

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