読売新聞のウェブ版「YOMIURI ONLINE」が発表したオリコンシングルチャート速報によると、秋川雅史「千の風になって」の今週の売上は7.4万枚であることが分かった。秋川は先週の売上げが5.3万枚であり、約2万枚を伸ばして復調したことになる。
テノール歌手、秋川雅史さんの「千の風になって」が、3月5日付オリコンのシングル・チャートで、クラシック系の音楽家としては最高の53万4000枚を売り上げたことが26日、わかった。
これまでの記録は、米良美一さんの「もののけ姫」の50万4000枚。
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20070226i415.htm
秋川雅史は先週までの累積売上が460464枚。ということは、記事内の数字より、今週の売上は約534000 – 460464 = 約73536枚。これにより、今週不調かと思われていた大塚愛「CHU-LIP」が前作並の売上げを維持していることが濃厚になった。
(大塚愛の今週売上は、本日6時ごろオリコン公式で明らかになります。)
さらに秋川は今年度初の売上50万枚突破作品となった。これで年間チャートでは暫定2位の関ジャニ∞「関風ファイティング」に20万枚差を付ける展開となったことになる。
秋川雅史が前週よりも売上げを躍進させるきっかけとなったのは、やはりNHKの「歌謡コンサート」効果だろう。年配層に対しての認知を広げると共に、普段進んでCDを買いにいかない層からも広い支持を得ているはずだ。
また歌謡コンサート効果はデイリーチャート上にも現れ、大塚愛「CHU-LIP」を早い段階からデイリーで逆転する好調ぶりも見せつけた。
果たして今後秋川雅史はどこまで売上げを伸ばすのだろうか。そして年間1位はこのまま秋川で決まりとなるのだろうか。共に注目したいところだ。
2007年度オリコンシングル年間チャート・先週までの中間経過
*1 44.7…秋川雅史「千の風になって」→約52万枚に
*2 32.9…関ジャニ∞「関風ファイティング」
*3 31.8…Mr.Children「フェイク」
*4 22.6…EXILE「Lovers Again」
*5 17.2…GLAY「100万回のKISS」
*6 16.9…Mr.Children「しるし」
*7 14.8…YUI「Rolling star」
*8 14.5…KAT-TUN「僕らの街で」
*9 12.8…V6「HONEY BEAT/僕と僕らのあした」
10 12.4…テゴマス「ミソスープ」
20 *5.4…SMAP「ありがとう」
30 *4.0…モーニング娘。「笑顔YESヌード」
40 *3.0…REIRA starring YUNA ITO「Truth」
50 *2.4…清木場俊介「天国は待ってくれる」
(順位右の数字は売上枚数、単位万枚)
(最終更新 0:37)
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これはかなりの予想外ですね…
大塚は意外と売ってるかもという展開ですか。
「秋川次第」がまさにその通りになっちゃうわけですね。
歌謡コンサートは音楽番組の中では一番視聴率の高い番組ですからね~。
とはいえ、ここまで効果がでるとは驚きです。
5万枚あたりでしばらく停滞しそうな雰囲気もあります。
今回みたいな売れ方は見ていて面白いですね。(予想泣かせですが)
今年もこの曲で紅白に連続出場しそうな勢いですね。
「千の風にのって」はなんだか凄い事になっていますね。これじゃあ大塚愛も太刀打ちできないよなあ。