藤原に続けるか、misono「VS」

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今音楽界で一番勢いのあるゲームタイアップは、「ファイナルファンタジー12(FF12)」かと思えばそうでもない。実はテイルズだったりする。

先週のアルバムチャート、MOTOO FUJIWARA(藤原基央)「SONGS FOR TALES OF THE ABYSS」が週間で初登場6位･初動34186枚というゲームのサントラにしては考えられない高順位をマークした。少なくとも自分の記憶でゲームサントラがトップ10入りしたのを見た記憶がない。

いくら「バンプの藤原」であってもサントラであり、しかもそれはFFでもドラクエでもない、売り上げが100万本を超えてもいないテイルズのものだった。シングルでは同ゲームのタイアップ曲がトップ10入りすることなど当たり前のようでしたが、サントラでトップ10入りしたというのは本当に凄いこと。

そんなテイルズの最新シリーズ「テイルズ オブ ザ テンペスト」(TOTT)の主題歌が早くも先日発売された。

それが
misono「VS」

デイリーチャートで初登場4位にランクインし、今もこの順位をキープしている。misonoはday after tomorrow時代にも2作のテイルズ主題歌を歌い、両方ともオリコントップ10入りさせている。特に「シンフォニア」(TOS)の「moon gate(starry heavens)」は自身最高の売り上げである20万枚のヒットとなっている。
旧day after tomorrowのファン層から支持を受け、路線も以前のものを引き継ぎそれをさらに進化させたような感じ。以前から彼女らの楽曲が好きだった人なら非常に受け入れやすい楽曲に仕上がっているため、好動向を期待できるはず。

ゲーム業界ではFFの売り上げやPS3に注目が集まっている、その真っ只中でテイルズは音楽業界で旋風を巻き起こしている。