森昌子の急上昇でやや影か薄いですが、デビュー作でいきなりデイリー6位スタートを見せた手嶌葵「テルーの唄」の推移からも目を離すことが出来ない。同作品はデイリー6位初登場後、4位→4位とデビュー作にしては異例の推移を見せている。今年デビューした新人(ジャニーズ系は除く)では綾香「I believe」に次ぐ好動向と言えるだろう。
手嶌葵の今作はスタジオジブリの新作映画「ゲド戦記」のテーマに抜擢されましたが、手嶌葵のこの楽曲自体がメディアで取り上げられた回数はそれほど多いとは言えない。映画の公開を来月に控えるものの、それより1ヶ月以上も前でのこの好動向からは、「映画が公開するころには息切れしてしまうのではないか」という雰囲気すら感じさせられる。
しかし同じスタジオジブリの映画の「千と千尋の神隠し」のテーマとなった木村弓「いつも何度でも」は映画公開から2ヶ月以上経った10月にオリコン最高位を更新し、累計売り上げを50万枚以上まで伸ばしている。そういった前例もあるため、今作の売り上げ動向には長い目を持って注目しなくてはならないだろう。
前週59996枚を売り上げた福山雅治「milk tea／美しき花」を3日間抑えている。果たして今週何万枚を売り上げての初登場となるのか、その数字にも注目したい。
| テルーの唄 (ゲド戦記 劇中挿入歌) | |
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