細木数子氏が猛抗議→「トップキャスター」第3話がDVD-BOXから削除!

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人気ドラマのDVD-BOX化に際し一騒動が起こっている。この春フジテレビ系列で放映され高視聴率をマークした、天海祐希主演のドラマ「トップキャスター」の第3話の放送内容に対し、占い師の細木数子氏が猛抗議。
その結果、11月15日に発売される同ドラマのDVD-BOXからその第3話が削除されるという異例の結果となった模様。


今年4月期にフジテレビ系で放送された“月9”ドラマ「トップキャスター」が、1話分を丸ごと削除した形で11月15日にDVDボックス化されることが17日、分かった。削除されたのは、占い師の細木数子さん(68)を思わせるキャラクターが登場する「第3話」。放送直後、細木さん側が抗議し、フジが謝罪していた。

 問題の「第3話」は5月1日に放送された「恋愛運ゼロの逆襲」。人気占星術師・宮部天花(黒田福美)とキャスターの椿木春香(天海)が番組内で対立。逆ギレした天花は、春香の運勢は最悪だと言い放ち、改名をしないと運勢が変わらないなどと要求した。しかし、春香らのその後の取材によって、天花に家をだまし取られたという被害者がいることが分かり、占いもインチキだったことがバレる―というストーリーだった。

 関係者によると、ドラマ制作サイドは「第3話」もDVDに収録するよう要望したが、同局の“政治的判断”によって削除が決まったという。

(途中何箇所か省略)
全文→http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20060918-OHT1T00072.htm

殆どのドラマでは放送の最後で「実際の登場人物とは一切関係ありません」というテロップが出る。つまりあの回に登場した占い師も、細木数子氏とは関係ないという大前提の元で放映されたと考えてよいはず。(どうイメージするかは視聴者の自由として)
細木サイドはこの件に関して静観しておけば何の害もなかったのではないだろうか。あえて相手をしてしまったことで、あの時の視聴者がまた意識し出す可能性が増えるだけ。もっと突っ込めば、自分から「いんちきである」ことを認めに行っているように見えなくもない。もっと堂々としていれば良かったようにも感じる。

フジテレビもフジテレビで、削除の意向からはプライドを感じる事が出来ない。簡単に細木サイドに屈してしまったように見える。いくら細木氏が出演する番組が視聴率を取れるからと言っても、「表現の自由」みたいな物をもっと主張する事は出来なかったのだろうか。

ドラマを見ていた視聴者、そしてDVD-BOXを購入しようとしていた人にとってはどうにも納得がいかない結果となっていることは間違いない。

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1 Response

  1. SAGA より:

    有名税みたいなものだと思えば良いのに。確かに細木側は抗議したことによりマイナスですよね。それとも細木流の話題作りでしょうか?