バンプVS倖田エグ、バンプの勝利がほぼ確定へ！

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オリコンシングルデイリーチャート金曜付では、BUMP OF CHICKEN「涙のふるさと」がデイリー首位をキープ。通算4日目の首位となった。この動向により、明日以降大きく売り上げを落とさない限りバンプが週間首位を獲得する可能性がほぼ確実となったと言える。

EXILE&倖田來未がバンプを抑えて首位を獲得するという、当ブログを含めた大方の予想は見事に外れ、バンプが週間首位獲得をほぼ確定づけた。これまでに首位獲得は「オンリー ロンリー グローリー」の1作のみのバンプですが、初動はその時よりも着実に上がってきており（シングルカットの「車輪の唄」を除く）、今作では20万枚近くの初動が出る可能性も出てきている。ひょっとするとこの冬、バンプ史上最高の売り上げをマークするヒット作にまでのし上がるのかもしれない。
（「supernova／カルマ」は「天体観測」の累積には届いていない。）

余談ですが、2006年オリコン集計期間の中だけで言えば、KinKi Kidsがシングルをリリースする一週間前の週間首位作品は必ず高初動をマークしていて、「SNOW! SNOW! SNOW!」の前週にはEXILE「ただ…逢いたくて」が25万枚の初動をマーク、また「夏模様」の前にはKAT-TUN「SIGNAL」が初動45万枚となっている。

一方の倖田エグ。発売前の評判に比べて売れていないように見えますが、前週初動35万枚をマークしたMr.Children「しるし」をこれまでずっと上回っていることから、初動は少なくとも10万枚を超えると見られる。倖田エグが不振というよりは、バンプが強すぎると読んだほうがいいだろう。しかし倖田來未の「夢のうた／ふたりで…」の初動17万枚は下回りそう。

倖田エグがここまでの苦戦を強いられた原因の一つに「着うたが発売前に100万ダウンロードを記録したためという」見方が上がっている。しかし発売前に着うたダウンロード50万件・売上1億円を記録したKaoru Amaneや、先のEXILE「ただ…逢いたくて」の例もあり、一概に着うたのせいとは言えない面がある。やはり曲の評判でバンプ＞倖田エグとなって今の順位があると考えるのが妥当ではないだろうか。

明日もバンプが首位をキープしたならば、その時点で倖田エグとの間には2～3万枚の差が開いている可能性を考えてもいいだろう。そしてバンプファンにとっては、久しぶりの首位獲得が楽曲と共に大きなプレゼントとなるはずだ。

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