キンキ、誰もが認める安定力で24作連続オリコン1位!

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月曜日に日テレサイトでオリコンより先に枚数が発表されるというサプライズがあったオリコンシングルチャート、正式な速報によるとKinKi Kids「Harmony of December」が初登場で1位を獲得した。初動は23.4万枚で、前作「夏模様」から4000枚しか落とさない抜群の安定力を見せた。


 KinKi Kidsの通算24枚目のシングル「Harmony of December」が今週、23.4万枚を売上げ、初登場で首位を獲得。1997年7月のデビューシングル「硝子の少年」から24作連続となる首位を獲得した。

http://www.oricon.co.jp/news/rankmusic/39828/

24枚全てのシングルを買っているファンも多いだろう。バラエティー番組やドラマに多く出演、トークもうまく、ファンが心惹かれるところは多い。他のジャニーズの歌手は嫌いでもキンキだけは好きという人も多いはずだ。当時からの人気の衰えは売り上げ枚数の減少で感じざるを得ませんが、今の水準(初動25万枚前後・累積30~40万枚)に落ち着いてからは見事に下げ止まっている。この安定力は、やはりキンキが一度ついた固定ファンを簡単に離さないだけの魅力を持っているからと言えるだろう。

それにキンキの楽曲には不思議といい曲が多い。売れているから良い曲に聴こえる、ではなく本当にだ。今作も、前作と全く作風が違う作品ながらファンは買い控えせず受け入れている。一度バラードで当たると同じようなバラードが連発する傾向が多い今の歌手の中でも、キンキは実に様々な楽曲を取り入れ、リリースを展開しているのだ。しかもはずれが少ない。これなら今いる固定ファンが離れる理由はないと言える。

もちろん売り上げには賛否両論。ファンが2枚買っているからこれだけの枚数になるんだという人もいるだろう。確かにその通りかもしれませんが、それならばファンが一人離れれば2倍売り上げが減ることになる。ところが初動数値を見ると、前作と4000枚の違いでしかない。これを見る限り、キンキの人気の安定感には本当に脱帽せざるを得ないだろう。

これからのキンキに期待することは、関ジャニ∞やKAT-TUNのように8枚のようなぶっ飛んだ複数枚リリースに走って欲しくないということ。そんなことをしなくても売り上げを稼げる力があるのだから、ぜひ今のまま販売を展開して欲しい。何もしなくてもとは言えませんが、今のキンキの人気ぶりならば間違いなく週間首位記録は継続していくだろう。

(最終更新 22:59)

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3 Responses

  1. ナナミ より:

    初めまして。キンキについての大変詳しい考察読ませて頂きました。
    正直キンキに対しても、2枚リリースで批判が大きいと思います。
    ただやっぱり思うのは、KAT-TUN他がやった8枚とかのリリースでどうしてもジャニーズ全体のイメージが悪くなっているような気がするのです。
    キンキやSMAPは、まだそれに比べたらまっとうな売り方をしてるんじゃないかなと。
    そしてなつさんが書かれているように、1人離れたら2枚売り上げが減る状況で、4000枚しか減らなかったのは大きいと思います。
    キンキはアルバムでは売り上げが伸びないのでそっちに影響があるのかもしれませんが、アルバムでも1位を取って欲しいです。
    では失礼します。

  2. エルメス より:

    Kinki kidsは確かにトークもうまいですし、
    視聴者のハートを掴みやすいのかなと思います。
    それにしても安定してますね。ファンも一安心でしょう。

  3. K.Dino より:

    来週KinKiはアルバムが出るのにこの売り上げってことはほとんど固定ファンということか・・・。