オリコンシングルデイリーチャート火曜付では新譜が登場。その中で、REIRA starring YUNA ITO「Truth」が初日からいきなりトップ10落ちと非常な不安なスタートを切っている。
先週のMIKA NAKASHIMAと同じく不調。しかもYUNA ITOはいきなりのトップ10落ちで、NANA特需があると言っても前作と大して変わらない初動となる可能性も高まってきた。個人的な感想では今回の曲は決して悪いものではなく、明らかにプロモーションの足りなさが招いた出遅れだ。
そんな伊藤由奈は、2ヶ月連続リリースとして勝負をかけたうちの1枚「losin’」が初動0.7万枚で初登場19位と、中島美嘉の不調がマシに思えるくらいの絶不調なのだ。しかし、今年の5月にリリースされた「Precious」は映画「LIMIT OF LOVE 海猿」効果で累積21.2万枚も売れている。そのため、ドラマや映画のタイアップがなければほとんど売れていないのが分かるだろう。過去を振り返ってもここまで極端な例は珍しい。
そしてついに今作では映画「NANA2」のタイアップをつけてもこの出遅れだ。とても厳しい言い方になりますが、タイアップ効果で「伊藤由奈」の知名度は上がってもCDが売れていない状況をメーカー側はどう考えているのだろうかと疑ってしまう。このままでは来年には伊藤由奈自体が「消えてしまう」ことになりかねない。実力はある歌手であり、非常にもったいないことだ。
映画公開前でまだこれからなのだったら、週末での映画効果での復調に大いに期待したい。中島美嘉とともに、上位に残れる可能性はまだ十分ある。
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伊藤由奈はやはり出遅れましたか。
NANA1、アンフェア、海猿と、3シングルは全て売れて好調。
でも出てくるのは曲のタイトルよりもタイアップ名なんですよね。
タイアップがなければ売れないというのは、厳しいながらもその通りですよ。
伊藤由奈は極端すぎてもはや何かタイアップがないと売っていけないでしょう。
固定ファンを作れなかったというのが痛いと思います。