本日30日にTBS系で放送された、「輝く! 日本レコード大賞」。
その中で、大賞を受賞したのは氷川きよし「一剣」となった。
氷川きよしは2000年に「箱根八里の半次郎」でデビュー。この曲がその年のレコード大賞・最優秀新人賞を受賞している。
氷川きよしはデビュー以来毎年レコード大賞の何かしらの賞を受賞していることから、「氷川枠があるのでは」と言われているほど。現に翌01年には「大井追っかけ音次郎」が金賞を、02年には「きよしのズンドコ節」が金賞を、03年には「白雲の城」が最優秀歌唱賞を、04年には「番場の忠太郎」で金賞を、昨年05年は「初恋列車」が金賞を受賞した。
しかしその間は、avexから浜崎あゆみが大賞3連覇となったり、倖田來未が大賞となったりしていたことから、氷川は毎年大賞を逃し続けてきた。大賞に関してはavexに買収されているのかという噂もあったほど。ただその間氷川は日本有線大賞で3連覇するなど、レコード大賞以外の面では大活躍だった。しかし今年はその日本有線大賞をavex勢から倖田來未が受賞。その時点から、ネット上の至る所で「氷川きよしがレコード大賞を受賞する」「確定している」という(一応)根拠のない噂が流れつづけていた。
そして先ほど、大賞が発表される前に最優秀歌唱賞を倖田來未が受賞したことで、倖田がまず大賞候補から消えた。そして次に発表された大賞で、大方の予想通り氷川が受賞を決めたという流れとなった。
今回大賞を受賞した「一剣」はオリコン初登場2位・初動5.5万枚を記録し、累積売上12.9万枚でオリコン年間76位となっている。(演歌では1位)
氷川はこれでデビューの2000年から2006年までの7年間ずっと、レコード大賞の各賞のいずれかを受賞し続けていることになる。もはやレコ大の常連となった氷川きよしの、来期の活躍には大きな注目を寄せたいところだ。
「日本レコード大賞」
作曲、編曲、作詩を通じて芸術性、独創性、企画性が顕著な作品とする。
優れた歌唱によって活かされた作品で大衆の強い支持を得た上、
その年度を強く反映・代表したと認められた作品に贈る。
審査対象は「優秀作品賞」に選ばれた10作品とする。
とりあえず氷川さん受賞おめでとう!
まあ今となってレコ大をとっても随分と価値は薄れてますが・・・
今年は氷川きよしと水森かおりのどちらのシングルの方が売れるか最後までわからない年でしたね。
売り上げ自体はまあまあ安定はしてるんですが、来年くらい水森>氷川となるかもしれません。
個人的には氷川さんはもっと箱根八里の半次郎や大井追っかけ音二郎みたいな股旅演歌に回帰した方が良いと思います。
そしてたまに白雲の城みたいな重い感じの演歌を歌うというスタイルでやっていってほしいです。