プレイバック2006年：(第21回)06.04.19週シングルチャート

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2006年のオリコン年間チャート集計期間のシングルに焦点を置き、1週間ごとに振り返っていく企画です。

第21回は06.04.19発売週。
成功か失敗か？この週の時点ではその判定が難しかった。

この週首位を獲得したのはSMAP「Dear WOMAN」。この楽曲は、発売前から資生堂「TSUBAKI」のCMでガンガンOAされていた。10分に1度はCMでこの曲を耳にしていたと言っても決して過言ではないほどのOA数だったと言える。

初動は21.0万枚だった。この数字は成功を表すのか失敗なのかがよく分からない状況だったと言える。CMが大量に流れていたことから、キンキ並みの初動となるのかという見方もあった中でそれを若干下回ったことと、前作「Triangle」の18.1万枚は上回ったことが悩ませる要因となった。成功でも失敗でもない、微妙な結果だったと言えるだろう。ただ、ロングヒットの可能性はこの時点でかなり語られたことである。

SMAPの初動が目立ったこの週は、2位以下が悲惨だった。
「Story」のロングヒットの後で、さらにはドラマ「医龍」のエンディングテーマにもなったことでかなりの初動が期待されたAI「Believe」は3.8万枚と大苦戦。前週1位のB’z「ゆるぎないものひとつ」も3.1万枚まで売上げを落とし、累積30万枚突破が遠のく異常事態に。

一方で、DJ OZMA「アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士」が絶好調。前週の1.3万枚から2.2万枚にまで売上げを伸ばし、累積10万枚突破を射程内にした。また、OZMAはこの週で4週連続トップ10入りとなり、湘南乃風に次いで好調ぶりをアピールした。

週間首位
SMAP「Dear WOMAN」…初動21.0万枚

主な出来事
・SMAPがCM効果で再び初動20万枚を売り上げる
・柴田淳がトップ10入り
・DJ OZMAが売上げを伸ばし絶好調