倉木麻衣の新曲粘れず…早くも秋川雅史に逆転を許す

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オリコンシングルデイリーチャート水曜付では、倉木麻衣「Season of love」がどうも波に乗れていないようだ。早くも秋川雅史「千の風になって」に逆転を許し、秋川より上の順位を保った川嶋あい「My LOVE」との勢いの違いが際立つ結果となった。


倉木麻衣は昨年6月に発売されたシングル「Diamond Wave」が初動2.1万枚と大不振。さらに年末に発売されたシングル「白い雪」も、ボーナス商戦に乗れず初動2.3万枚となった。
この不振の波は2段階に分けて訪れた。2002年の「Like a star in the night」で前作「Feel Fine!」が記録した累積45.2万枚を大きく下回る12.0万枚しか売れなかったことがまず最初の段階。次に、既に累積10万枚を突破できなくなっていた2005年1月に、「Love,needing」で累積6.9万枚と一気に下降したことが挙げられるだろう。デビュー時は宇多田ヒカルと並べられることが多かった倉木麻衣だが、あまり話題にならないだけで不振の色はその宇多田よりも濃いことは否定できない事実である。

今作「Season of love」はドラマ「新・京都迷宮案内」の主題歌となっているが、デイリー推移がいまいちなため、今のところの予想初動はタイアップ効果込みで2.5万枚というくらいと見ている。4年ぶりに大野愛果とCybersoundによる楽曲提供を受け、原点回帰を図った倉木だが、どうも波に乗り切れていない様子がもどかしい。
しかし、ファンによる楽曲の評判は前作に比べてかなり高いようだ。

秋川雅史が先週6.9万枚売っていることから今週仮に5万枚としても、前作の累積売上が3.6万枚の倉木に勝ち目は全くない。しかし、もう少し粘って欲しかったというのが本音ではある。今日のデイリーでは秋川を挟む形で川嶋あいが上にいるが、その川嶋との勢いの違いも際立つ結果だ。
まさか初動2万枚を割れ込むことはないとは思うが、明日以降の倉木のデイリー推移がやや心配になってきたと言える。

Season of love
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