オリコンシングルデイリーチャート水曜付では、倖田來未「BUT/愛証」が宇多田ヒカル「Flavor Of Life」との差を指数で1200点余りに縮めている。
しかし指数推移を見る限り、「夢のうた/ふたりで…」が記録した初動17.5万枚からは程遠く、現状では絶不調と言わざるを得ない。
宇多田、倖田の今週の指数推移 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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倖田來未が明日宇多田を逆転するためには、指数で1163点差が必要である。しかし仮に1163点差で逆転しても、週末にドラマ「花より男子2」の最終回が放映される効果により宇多田ヒカルが指数を伸ばして倖田來未を逆転することは確実であり、倖田來未が週間首位を獲得するためには明日と明後日のデイリーが鍵を握っているということになる。土日で宇多田が倖田につける差以上の差を、倖田は明日明後日で宇多田に対して付け返さなくてはならない。
先週の指数推移を見て頂ければわかるように、宇多田ヒカルは週末ドラマ効果で実に6000点も指数を上げているのである。今週仮にそれよりも効果が収まって上げ幅が4000点だとしても、今の倖田來未にとっては大きな脅威となるはずだ。
また今週は首位争いを抜きにしても、倖田來未の初動にも大きな注目が集まっている。今回はアルバム先行の「Cherry girl/運命」が記録した6.1万枚ではなく、その前の「夢のうた/ふたりで…」を比較対象にしなくてはならないだろう。
しかし指数推移から前週初動7.5万枚を記録したゆず「春風」を大きく下回る推移であることは簡単に分かる。補正計算上は現段階で先週のゆずを1.2万枚下回っているため、このままゆずの先週の下落率と同じ推移を辿るとすれば、倖田來未の初動は6.3万枚となる計算だ。そうなると「夢のうた/ふたりで…」から10万枚減となるため、現段階では絶不調と言わざるを得ない。
明日宇多田を逆転し、明後日最大限引き離すというのが倖田來未にとっての首位獲得への理想の形となるだろう。倖田サイドの視点で考えた、この筋書き通りに行くのか期待したいところだ。
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倖田やばいですね。
でもアルバムの方がさらに危ないです。前作累計90万枚以上からがくっと下げてしまう可能性もあるわけで。
35万枚限定なのに初動15万枚くらい?だとしたら確実に売り切れませんし。