オリコン週間シングルチャート速報が先ほど発表され、自身約2年ぶりの新曲となったL’Arc~en~Ciel「SEVENTH HEAVEN」が週間首位を獲得することが分かった。
初動は11.2万枚で、最近のL’Arc~en~Cielの新曲の中で最も初動が低かった「叙情詩」の11.0万枚は上回ったようだ。しかし近年のラルクの中では2番目に悪い成績となった。
さて最終日を終えた指数ボーダーの攻略状況は以下の通りであった。もう一度ここで振り返っておきたい。ちなみに最終日時点での当サイトが算出していた推定売上は111429枚だった。
・10万枚を突破するためには
クリア済
・「叙情詩」(110513枚)を突破するためには
クリア済
・12万枚を突破するためには
足りなかった売上…8571枚
指数換算…4898点
・「New World」(131181枚)を突破するためには
足りなかった売上…19752枚
指数換算…11287点
悔やまれるのは12万枚ラインの突破だろう。この4898点という数字を6で割ると、約813点という数字になる。先週のラルクの指数に1日辺りこれだけ加えてやると12万枚を突破する計算になるということである。
今回のラルクの楽曲は確かに今までのラルクとは一味違う楽曲で攻めてきているのは間違いない。ロックであることに変わりはないが、どちらかというとダンサブルな感じだと言えるだろう。楽曲を聴く上でも、どの曲が最も近いかと考えると思い浮かべることが難しいはずだ。そうした型破りなラルクの楽曲に、ライト層が付いていけなかったというのも売上減の一つの原因といえるのかもしれない。
ただ初動の減少幅はそれほど大きな物ではない。「Link」の15.6万枚と比べれば落ちているが、当時の状況を考えると他の大物アーティストとの対決ということで相乗効果で伸びたとも考えられるため、今のラルクの基本初動値が12万枚前後と考えれば、安定していると考えていいだろう。
今回ラルクは新たな楽曲性を模索してきたようにも見受けられ、今後はいろいろと型破りな楽曲にチャレンジしてくる可能性もある。そうなった場合今後大きく初動を飛躍させることは難しいかもしれないが、どこまで安定力を維持できるかに今後注目が集まっていくだろう。
・1位は、L’Arc~en~Cielの「SEVENTH HEAVEN」(初登場赤丸付、11.2万枚)。1位獲得は、2005/5/30付の「叙情詩」以来2年ぶり通算17作目。
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