オリコン週間アルバムチャート速報が先ほど発表された。大方の予想通り1位を獲得したのは、マドンナ「ハード・キャンディー」だった。初動は5.5万枚。
マドンナの1位獲得は、「アイム・ブレスレス」(1990年)以来約18年ぶりの快挙となった。最近は全米で1位を獲得しながらも、日本では1位獲得ならず…という状況も見られていた。
マドンナの今作は、SMAPの木村拓哉主演のフジテレビ系 “月9” ドラマ「CHANGE」(12日スタート)の主題歌となっている「マイルズ・アウェイ」他、全12曲を収録。国内盤にはボーナストラックを含めて13曲が収録されている。
当初から輸入盤の売上を含めての首位獲得が期待されていた。というのは、輸入盤の売上はオリコンデイリーチャートに加算されていないため。デイリーチャートでは国内盤のみの数字が反映されている。昨年4月には、アヴリル・ラヴィーンが指数値の合計×2.00倍の初動売上で1位、リンキン・パークが同2.23倍となって1位を獲得している。過去に当サイトでこれらを取り上げた時は、輸入盤の売上はデイリーチャートの指数では計り知れないということを「洋楽補正」という言葉を用いて示してきた。今回のマドンナの「洋楽補正」量は、推定指数計から考えると約2.3~2.4倍。アヴリルらに比べれば、若干高い結果となった。
ちなみに洋楽補正の例外を挙げると、バックストリートボーイズが発売週のみ低補正(指数合計×1.77倍)で1位を獲得している。しかしこれは輸入盤の発売日が通常に比べて2日遅かったため。デラックス・エディションは4日も遅く発売されており、初週は国内盤、2週目以降は輸入盤がそれぞれ売上の大半を占めていた。
マドンナの1位は、90年に2週連続1位を獲得した「アイム・ブレスレス」以来約18年ぶり。初動5.5万枚は、ライヴ盤の「コンフェッションズ・ツアー・ライヴ」の2.1万枚からは2倍以上。前作「コンフェッションズ・オン・ア・ダンスフロア」の5.3万枚からは微増となった。
キムタク主演の月9ドラマが始まれば、売り上げの後押しになる可能性が高い。今後は前作の累積売上41.3万枚を上回れるかどうかが最大の注目点だ。
米人気ポップ歌手マドンナのニューアルバム『ハード・キャンディー』が発売1週目で5.5万枚を売上げ、5/12付週間アルバムランキングで1位に初登場した。
【オリコン】“木村首相”効果!? 女王マドンナが17年11か月ぶり1位
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080505-00000001-oric-ent
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やはりマドンナが1位でしたね。
マドンナは前作で再び1000万枚を売って復活をアピールしましたが、日本では1位ならず。累積は伸び、じわじわと来ましたが。
米での初動が楽しみです。
マライアが40万ぐらいだったので、
そこら辺までいくのかな?