倖田來未、5作ぶりの1位獲得も…前作から2万枚以上の減少に

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今週のオリコン週間チャート速報が発表された。1位を獲得したのは、NDS用ソフト「采配のゆくえ」のCMソングとしてOA中の、倖田來未「TABOO」だった。初動は6.6万枚で、前作から大きく売上を落としてきている。
さらに忘れてはならないのが、この数字がファンクラブ限定盤を含んだ上でのものとなっている可能性が高いこと。この結果によって、今後のリリース形態に影響が出そうだ。

倖田來未の売上推移比較

　倖田來未の今作はNDS用ソフト「采配のゆくえ」のCMソング。前作同様にファンクラブ盤がリリースされており、計3種リリースとなっている。

　今作では、上のグラフに示したように特殊な推移を辿ってきた。火曜付では指数が21740あるものの、水曜付では大幅にダウンして4736に。しかし木曜付ではこの水準を維持している。
　この流れを追っていく。火曜付ではファンクラブ限定盤分の売上が一斉に加算された可能性を考えることができる。火曜付がそのような理由ならば、水曜付ではその反動でダウンしていることになりそうだ。また、木曜付ではこの日行われたファンクラブイベント分が加算されて売上を維持した可能性が高い。そして金曜付ではまた反動でダウンという流れだ。

　もしこの通りならば、今回の倖田來未の初動売上6.6万枚という数字は、ファンクラブに相当量依存して達成されたものということになる。この場合、もしもファンクラブ限定盤がなかった場合は、さらに大きく数字が下がる可能性が高い。
　また2日目の下落の仕方を見る限りでは、ファンクラブ限定盤抜きの場合、今回の初日の指数はかなり低かったと考えられる。以前の倖田來未の初日→2日目の下落を考えると、大体7500前後が本来の初日指数だろう。この場合、今回の初日指数が21740なので、初日の指数の6割以上がファンクラブ依存ということになる。

　このような事情もあり、どうやら今後はファンクラブ限定盤のリリースがデフォルトとなっていく可能性が高そうだ。果たして、次作では売上減に歯止めをかけることはできるのだろうか。

　倖田來未のニューシングル「TABOO」が6.6万枚を売上げ、10/20付週間シングルランキングで初登場首位を獲得した。倖田のシングル首位獲得は、昨年7/9付の「FREAKY」以来、5作ぶり通算5作目。期間では1年3か月ぶりの首位獲得となった。

【オリコン】倖田來未、1年3ヵ月ぶりのシングル首位獲得！
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081013-00000012-oric-ent

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