オリコンシングルデイリーチャート火曜付では新譜が登場。初日のデイリーチャートで初登場1位に輝いたのは、女性3人組テクノポップユニット・Perfumeの新曲「ワンルーム・ディスコ」だった。
初日の売上推定は前作を上回る好スタート。これで初動7万枚台後半が視野に入り、前作初動を上回ってくる可能性が高まった。
Perfumeの売上推移予測と比較
Perfumeは昨年度に猛烈な躍進を遂げ、シングルでは「love the
world」で初の週間1位を獲得。初動だけで7～8万枚前後を売上をマークするようになった。2007年秋から2008年の夏にかけて、わずか1年足らずで頂点に上り詰めている。アルバムでも1位を獲得し、40万枚を超えるヒットを記録。今最も勢いのある女性グループとしても過言ではない。
そんなPerfumeが、今年最初のシングルを送り込んできた。今作はノンタイアップの2種リリース。前作までに引き続き、中田ヤスタカがプロデュースを担当している。表題曲は、新生活の始まりを期待させる春の気分を思わせる、ダンサブルでポップなナンバーとなっている。
初日のデイリーチャートでは、前作「Dream Fighter」の初日推定を上回り、初登場1位スタート。2位のGacktには2万枚前後の差をつけ、わずか1日で独走態勢を築きつつある。
ネックとなるのは売上推移で、前作までは2日目(水曜付)と3日目(木曜付)で立て続けに大きく下落している。今回、木曜付のデイリーチャートではNHK「春うた’09」の出演効果により、前作よりも粘ることが予想される。ここで粘りを見せると、初動売上は7万枚台後半に達する可能性が出てくる。
初日だけを見ると、勢いは昨年夏から秋とほぼ同様のものとなっている。昨年度に多くの固定ファンを獲得し、高い人気を誇っていることが証明された形だろう。前作を超える売上をマークできるかどうかという点を軸として、明日以降の推移にも注目となりそうだ。
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