6/3放送の「ミュージックステーション」 シングルランキングでB’zが2位 AKB48に敗れる

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Don't Wanna Lie(初回限定盤)(DVD付)6/3に放送されたテレビ朝日系の音楽番組「ミュージックステーション」(以下Mステ)のシングルランキングにて、B’zの新曲「Don’t Wanna Lie」が2位と報道された。1位はAKB48「Everyday、カチューシャ」だった。
Mステのランキングは、前週の金曜日(放送当日)から翌週の木曜日(放送前日)までの期間で、CDの売上やその他の要素を絡めて、番組が独自に決定するものである。



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   本記事では、B’zが何故負けたのかを解説する前に、Mステランキングの前提条件と、オリコンとの乖離について述べる。その後、6/3のランキングについて述べる。

■ Mステのランキングはオリコンとイコールではない
   「Mステのランキングはオリコンを基準に決められている」と言われるが、この認識は間違いである。実際は、「CDシングルランキング」の名を冠していながら、着うた、カラオケ、アンケートなどの複数の要素を絡めて、番組が独自に決定するものである。
   また、集計期間は金曜日~木曜日であり、オリコンの月曜日~日曜日とは異なる。従って、水曜日に発売されたばかりの新譜は必然的に不利となる。

■ オリコンでは負けていても、Mステでは1位になる場合がある
   2007年3月以降は、オリコンがデイリーランキング1位~3位までの売上枚数(指数)を発表しており、手計算で金曜日~木曜日の売上合計を割り出すことができるようになった。ただ、先ほども述べたように、MステランキングはCDの売上だけで決まらないため、売上枚数の合計で負けていても上位にくることがある。
   B’zは2008年に、「BURN -フメツノフェイス-」が羞恥心「羞恥心」に同期間のオリコンの売上(当時は指数)で敗れたことがある(※)。羞恥心が金曜日~木曜日までで指数約64000だったのに対し、B’zは約59000だった。しかし、MステのランキングではB’zが1位で、羞恥心が2位と発表された。CDの売上以外の要因で、両者の差が入れ替わったのである。

■ 今回のB’zはCD売上以外の要因でも差をひっくり返せず
   6/3に発表されたMステランキングでは、1位がAKB48「Everyday、カチューシャ」で、B’zの「Don’t Wanna Lie」は2位となった。負けるイメージがないB’zが2位になったことで、ネット上では少々騒動になったようだ。
   B’zが負けた理由は、CD売上であまりにもAKB48との差がつきすぎて、CD売上以外の要因で逆転するのが不可能だったからだと言える。オリコンの先週金曜日~今週木曜日の売上枚数を比較すると、AKB48の約231000枚に対し、B’zは約109000枚。両者の差は10万枚以上である。この差をCD売上以外の要因でひっくり返すのは、さすがに難しかったようだ。

■ 来週のオリコンではB’zが1位を獲得する見込み
   Mステランキングで敗れたB’zだが、月曜日~日曜日の売上で順位を争うオリコンのランキングでは、AKB48に勝ち、1位を獲得する見込みとなっている。

(※) 指数は枚数とは単位が異なる。大体の作品において1.75枚~1.85枚が指数1だったが、作品によって比率が異なった。当時のB’z「BURN~」と羞恥心「羞恥心」は、ともに指数1 : 売上1.81枚だった。

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2 Responses

  1. akihiko より:

    Mステでは過去にFIREBALLリリース時、B’zが2位だったこともありますよ!

  2. ロッキー より:

    B’zの記録はまだ終わんないね。何と言うか、予想通り。AKBの下落率の凄まじさ考えるとB’zが負けるはず無い。