先週のオリコンアルバムランキングで、JYJの「In Heaven」がCDショップの各店舗の売上とかけ離れた結果になった可能性が大きいとお伝えした。2週目で売上アップの可能性があるとされ、その動向に注目が集まっていた。
気になる2週目の結果は8位で、順位・売上共に前作からアップする結果となった。しかし、調べていくとそもそもオリコンの加算対象になっていないパッケージが存在する可能性が浮上した。実売はもっと上の可能性がある。
■ 「オリコン除外」から半年後の新作
JYJの「In Heaven」は先週のオリコン週間ランキングで11位・初動0.7万枚という成績だった。各種ネット通販で軒並み1位だった作品の記録とはとても思えない結果に、ファンの間から疑問の声が挙がっていた。
これだけJYJの結果に注目が集まるのは、3月にJYJのDVDが「市場の活性化に繋がる」などという理由でオリコンランキングの集計対象外にされたためである。このことから、今回のアルバムの売上も当初「集計されないのではないか」と疑われていた。
■ 週間順位・売上共に先週からアップ
2週目では、当初発売されたRed・Blue・Brownの3種の他に、Blackが追加発売された。その影響もあり、先週の11位から順位を上げ、8位にランクイン。売上も先週の0.7万枚から1.9万枚へと跳ね上がった。しかし、この結果に対しても「もっと売れているはずだ」というファンの不満が聞こえてくる。
■ 実は4種リリースのうち2種しか集計されていない?
本当にJYJのアルバムは売れているのか。オリコンのデータを調べていくと、驚きの事実が浮かび上がった。
なんと今回の「In Heaven」のデータは、オリコンの有料サイト「You大樹」において、先程も挙げた4種類のうち、2種類しか登録されていない。登録されているのは、Red(AGMK10001*SCM、9/23発売)とBlack(AMGK10001B*SCM、10/5発売)である。
これにより、先週のオリコンではRedの売上のみ、今週はRedとBlackの2種類分しか集計されていなかった可能性がある。つまり、残るBlueとBrownの2週間分の売上はオリコンの集計対象外になった可能性があるというわけだ。
残る2種が本当に集計対象外になっているなら、オリコンの結果が店舗の動向とかけ離れている理由がはっきりする。先週も述べたが、果たしてJYJの本当の売上は何枚だったのだろうか。
(※) 以前なら検索結果のキャプチャー画像を貼るところですが、非会員でも可能だったYou大樹のお試し検索がリニューアルを機に使用不能になったため、やむを得ず割愛しています。
関連記事
・JYJのアルバム、オリコン集計対象になるも週間11位・売上7400枚…未だ大部分の売上が反映されず?
うーん、謎ですね・・・これは謎です。まぁタワレコ辺り今週は・・・3位だったらしいですが、オリコンは本当に謎です・・・たぶん4種類だったら・・・TOP3は行っていると思うはずです。出来たらオリコンに聞いてほしいです。
こんばんは。今回のオリコン側の対応はやはり不可解です。「市場の活性化」というなら売上枚数に反映されたデータと実際の売上枚数のデータを両方公開して、世間に実際の市場動向を把握してもらうべきだと思います。
誰のファンとか関係なしで、おかしいとしか言えないですね。こんなことが許されるなら、順位なんて意味ないですよね。勝手に省くって、何様? みんな見てますよ。変なことしてるの。オリコンもおちたものです。